今日の給食

2021年1月の記事一覧

学校給食週間献立4 学校給食発祥の地 山形県:山形いも煮

ごはん 山形いも煮 たらのごまみそ焼き ほうれん草のチーズあえ ラ・フランスゼリー 牛乳

ーひとくちメモー

学校給食週間特別献立3日目は、学校給食の始まりとなった地「山形県」の郷土料理を取り入れた献立です。

1600年代半ば、山形県の内陸は船の輸送がおこなわれる場所でしたが、船頭たちは荷受人が現れるまで何日も待たされることがあり、退屈をしのぐために河原で鍋を囲んで宴を開いていました。その船着場の近くに、さといもの名産地があり、さといもと積み荷の棒ダラなどを鍋で煮て食べていたものが現在の「いも煮」のルーツとされています。 また、山形県は「秋のフルーツの女王」といわれるラ・フランスを約8割生産しています。

今日は、山形県の郷土料理や、特産物について学ぶとともに、感謝の心をもって給食をいただきましょう。

 

今日は、山形いも煮を忠実に再現するために、スライサーを使わず野菜を手で切ってもらいました。そのため、ねぎやごぼうがいつもと違う切り方で入っています。また、味付けは、砂糖、しょうゆ、酒とシンプルで福島牛のうま味が味わえる いも煮になっているかと思います。

学校給食週間献立3 昭和27年:くじら肉の竜田揚げ

コッペパン コーンポタージュ くじら肉の竜田揚げ カントリーサラダ いちごミックスジャム 牛乳

ーひとくちメモー

今日は、くじらの肉を使った立田揚げを作りました。昔の給食では、くじらの肉をよく使って給食を作っていました。みなさんや先生方は、食べたことがあるでしょうか?

今日のように、揚げたり、シチューに入れて肉の代わりとして使われていました。昔は、鯨の肉は値段が安く、栄養も豊富で家庭でもよく食べられていました。現在では、くじらは捕獲禁止になっていますが、くじらの保存と管理のために捕獲調査を行っています。その調査副産物として、公共性の高い学校給食でくじらの肉を使用することが認められています。

日本人が昔から食べてきた くじらを、味わっていただきましょう。

学校給食週間献立2:明治22年 さけの塩焼き

豚汁 麦ごはん さけの塩焼き もみ漬け 牛乳

ーひとくちメモ抜粋ー

今日は、明治22年の給食の始まりとなった献立です。当時は「おにぎり」と、「焼き魚」、「つけもの」の3品だけで、今日の給食についた豚汁、牛乳は出ていませんでした。

食べ物があふれている平成時代に生まれたみなさんは、食べ物がなくて困ったという経験がほとんどないと思いますが、今日は明治時代の給食を食べて、普段当たり前に感じている給食や、お家での食事がどれだけ贅沢なものか考え、食べられることに感謝してきれいにいただきましょう。

学校給食週間献立1 昭和44年:スパゲティミートソース

スパゲティミートソース フレンチサラダ たまごプリン 牛乳

ーひとくちメモ抜粋ー

昨日1月24日から30日までの1週間は、全国学校給食週間といって、給食について、みなさんに考えてほしい1週間です。そこで、今日から5日間は特別献立になっています。

 

今日は昭和44年頃の給食を再現したメニューです。フォークがないため、はしで上手にスパゲティミートソースを食べてくださいね。明日は、給食の始まりとされる明治22年の給食を再現したメニューです。お楽しみに・・・!

切り干し大根を知ろう:切り干し大根のいり煮

ごはん かきたま汁 豚肉のしょうが焼き 切り干し大根のいり煮 牛乳

今日の副菜は、生の大根を千切りにし、干して作られている切り干し大根を使ったいり煮です。生の大根に比べて「カルシウム」と、「食物せんい」の量が、約15倍も多くなります。

切り干し大根独特の食感を楽しみながら、よくかんで食べて欲しいと思います。

 

明日は給食がありませんので、お弁当の準備をお願いいたします。

手作りを味わおう:きのこと大豆の巣ごもり卵

アップルパン 野菜スープ きのこと大豆の巣ごもり卵 マカロニサラダ 牛乳

ーひとくちメモ抜粋ー

卵には、たんぱく質の他に、脂質やミネラル、ビタミンも多く含まれているので、「完全栄養食」といわれています。
今日は、主菜の「きのこと大豆の巣ごもり卵」を給食室で手作りしました。約500個、調理員さんが卵を割ってくださいました。栄養・愛情たっぷりの給食をきれいに食べて、風邪に負けない体をつくっていきましょう!

 

食育の日:アーモンドあえ

ごはん なめこ汁 さばのみそ煮 アーモンドあえ 元気ヨーグルト 牛乳

ーひとくちメモー

寒い日が続いていますが、みなさんの体調はどうでしょうか? ここでクイズです。風邪をひきにくい身体を作るためにはどうすればよいでしょうか?

① よく笑う  ② よく眠る  ③ バランスのよい食事をとる      ・・・答えは全部です。

笑うと体がリラックスし、ストレス解消にも役立ちます。眠ると、心も体も緊張状態から解き放たれてリラックスするため、免疫力がアップします。体は食べたものからつくられます。そのため、バランスのよい食事=多くの種類の食材をとるとことが大切です。

これらを意識して、毎日元気に過ごしましょう!

地場産物を味わおう:福島牛プルコギ

ごはん トックスープ 福島牛プルコギ もやしのナムル 牛乳

ーひとくちメモー

日本語で「プルコギ」は、どのような意味があるでしょうか?

① おいしいお肉 ② 焼いたお肉 ③ 辛(から)いお肉         ・・・答えは②でした。

韓国語で「プル」は「火」、「コギ」は「お肉」のことであり、「焼いたお肉」という意味があります。日本で「焼いたお肉」というと「焼肉」を思い浮かべがちですが、お肉を甘いたれに漬け込んで下味をつけて焼くプルコギは、見た目はどちらかというとすき焼きに近いですね。韓国料理というと辛い味をイメージしがちですが、プルコギは甘くて香ばしいのが特徴です。福島牛をたっぷり使った、プルコギを味わっていただきましょう。

2つの回転釜(大きな釜)でプルコギを炒めました。とても重いと言いながらも、作ってくださった調理員さんの愛情がたくさん詰まっています。

小正月にちなんだ献立:小豆ごはん けの汁

小豆ごはん けの汁 鶏のから揚げ 小松菜のカリカリあえ みかんゼリー 牛乳

ーひとくちメモー

小正月は、もちを小さく丸めてやなぎの枝などにさした“もち花”や“まゆ玉”を飾ります。

また、どんど焼きや左義長といって、お札や正月飾りなどを集めて積み上げて燃やし、この火でもちを焼いたり、小豆がゆを食べます。矢吹町内では、寺内地区でこの行事が行われているそうです。

また、青森県の津軽地方から秋田県では、「粥の汁」→けの汁を食べる習慣があります。

給食では、けの汁と小豆がゆの代わりに小豆ごはんを取り入れてみました。

今年1年の健康と豊作を祈って、いただきましょう。