本校では、認知症の人とその家族への応援者である認知症サポーターを全国で多数養成して、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指そうとする認知症サポーターキャラバンの活動を理解し参加することを目的として、毎年1年生を対象として「認知症サポーター養成講座」を実施しています。今年度も矢吹町社会福祉協議会のご協力の下、講師をお招きして11月24日(金)と29日(水)の2回にわたって実施しました。1回目は「認知症を理解しよう!」と題した講演を聴いて認知症とはどのようなものなのかを理解しました。2回目には、講師の方々の認知症の方とその家族の会話の寸劇(ロールプレイ)を見て、認知症の方の気持ちになって考えたり、周りで支える者としてどのような行動をとるべきかを考えたりするグループ討議を通して学びました。1年生は、2回にわたる養成講座を修了して、サポーターとしての証であるオレンジリング(ブレスレット)をいただいて少し誇らしそうでした。
本校の吹奏楽部は、19日(日)に千葉県館山市で開催された「第12回日本学校合奏コンクール2023 グランドコンテスト全国大会」中学校の部に出場し、見事「金賞」を獲得しました。当日全国の各地区の代表校33校が集う中で、優秀な発表をした11校の中に選ばれました。演奏順番が8番目ということで朝からの準備が大変でしたが、本番では練習の成果を十分に出し切る素晴らしい演奏を披露してくれました。吹奏楽部員34名は、矢吹中学校の歴史に新たな1ページをしっかりと刻んでくれました。また、今回の全国大会出場にあたっては、矢吹町当局から多大なる支援をいただくとともに、JA東西しらかわ様、丸永運送様(矢吹町)からも多大なる激励金もいただいておりました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
本日、来年度の生徒会本部役員選挙立会演説会・投票を行いました。念のためのインフルエンザ感染防止対策として、リモート形式で実施しました。立候補者と応援者の演説は、パソコン室から各教室に配信して行い、投票所は、各学年の空き教室を利用して行いました。立候補者と応援者の演説は大変立派にできました。各教室の生徒も真剣に聞いて、その後の投票も整然と行っていました。結果は、明日発表されます。
「百花繚乱の笑顔を咲かせて思いを伝える春蘭祭」をテーマに掲げた今年の学校祭「春蘭祭」は、無事成功のうちに終了させることができました。生徒達は、一人一人個性を表現した花として立派な発表の姿を見せてくれましたし、友達や先輩・後輩が表現した思いを互いに尊重して受け止めようとする参加態度を保ちながら、貴重な時間を共有することができたものと感じています。また、保護者の皆様も多数来場していただいた上、学年ごとの入れ替え制にもスムーズに対応していただき大変ありがとうございました。感謝申し上げます。ぜひ、ご家庭でも当日のお子様達が頑張ろうとしていた姿を話題にして、春蘭祭の時間を振り返っていただければと思います。
春蘭祭について、ご案内いたします。
<1>予定どおり、21日(土)に開催いたします。
<2>感染症対策のため
① 各家庭1名の入場制限があり、学年ごとの保護者の入れ替えがあります。
※発表学年の保護者以外の方は入場できません。
② インフルエンザが流行しているため、必ずマスクを着用して下さい。
体調面などに不安がある場合は、参観をお控え下さい。
③ 入り口に検温機を設置しておきますので、ご活用ください。
<3>発表内容を一部変更したことにより、日程に変更があります。
事前のお知らせよりも、時間が早まっていますので、ご注意下さい。
※1年生~20分、2年生~1時間20分、3年生~40分早くなりました。
[第一部]1年生の保護者の方、各家庭1名が入場できます。
・開祭行事 8:40~ 9:10
・1年生合唱コンクール 9:25~10:15
・審査発表、表彰 10:30~10:40
[第二部]2年生の保護者の方、各家庭1名が入場できます。
・2年生合唱コンクール 11:00~11:50
・審査発表、表彰 12:05~12:15
[第三部]3年生の保護者の方、各家庭1名が入場できます。
・3年生合唱コンクール 13:25~14:15
・3年生学年発表 14:30~15:00
・審査発表、表彰 15:00~15:10
・閉祭行事 15:10~15:30
<下校予定時刻> 1、3年生~15:55ころ
2年生~16:30ころ
今週12日(木)に、第77回福島県下小・中学校音楽祭(第2部合奏)が白河文化交流館コミネスで開催され、本校吹奏楽部も参加して天野正道作曲「『GR』よりシンフォニック・セレクション(中編成版)」を、一層磨きのかかった演奏で披露しました。5人の審査員による審査結果は、参加22校のうち1位という最高の評価をいただき、「最優秀賞」を得て、見事全国大会出場の切符を獲得しました。第12回日本学校合奏コンクールの全国大会は、11月19日(日)に千葉県館山市で開催されます。たくさんの全国からの中学校が参加する中で、矢吹の地で培った演奏力を思う存分披露してきてくれることを期待しています。3年生の皆さんの最後となる演奏が一層素晴らしいものになりますように。
本校の吹奏学部は、2日(月)白河文化交流館コミネスで開催された「東西しらかわ中学校音楽祭(第2部合奏)」に出場し、これまでの練習の成果を十分に発揮して素晴らしい演奏を披露し、見事県大会出場権を獲得しました。おめでとうございます。県大会は、来週12日(木)に同じくコミネスを会場に開かれます。
3年生は、第2回進路学習会として「私立高校説明会」を実施しました。既に県立高校については6月22日に実施済みで今回は5つの私立高校から講師の先生方をお招きして行いました。私立高校の特色も理解しながら、進路実現に向けての意識を高めることができました。
矢吹町と東京の三鷹市は姉妹都市を締結して59年目を迎えます。数々の交流の中で三鷹市の管弦楽団をお迎えして芸術鑑賞教室を昭和53年以来3年ごとに実施して今年で17回目を数えることになりました。今回はコロナ禍のために5年ぶりの実施となりました。中学生にとって生のオーケストラ演奏を聴くことができたのは大変貴重な経験となりました。曲目はヴェートーベンの交響曲第5番「運命」第1楽章に始まり、生徒のナレーションをはさんだ「ストーリーズ『となりのトトロ』」、タンゴ、マンボ、サンバなど中南米由来の数曲を楽しんで、最後に矢吹中学校の校歌をオーケストラの演奏と共に合唱しました。途中吹奏楽部員もオーケストラの中に加わって共演させていただいたりしました。150名の町民の皆様と共に、音楽を味わい充実した「芸術の秋」を楽しむ一時を過ごすことができました。
5時15分に学校に無事到着し、帰校式を行って解散しました。3年生は「やりきった」という、ちょっぴり大人になった顔つきで家路についていきました。