3月9日(木)1校時に「震災学習」を実施しました。前の週からの宿題だった12年前の地震発生時や原発事故の影響をどのように乗り越えたのかのかを、当時1~3歳だったのでほとんど記憶にないことを家族などから聞いて作文にまとめてきたことを発表し合う活動です。この中学生の時期だからこそ記憶を新たにすることが目的の一つです。1~3歳の生徒本人にまつわる家族のエピソードを聞くことを通して、実際にあった事実に加え、家族の思いやりや勇気、困難を乗り越えた忍耐力、そして確かめ合った絆などについて、改めて感じてもらうことも別の目的でした。授業の中では、学級担任の経験などを聞かせてもらった学級もありました。以下は、この授業を受けての生徒感想の一部です。「地震はやっぱり怖いと思った」「被害の大きさは人それぞれで随分違うものだと思った」「みんな、親や親戚、保育園の先生などに守ってもらったり、助けてもらったりしながら震災を乗り越えたことが分かりました」「親は当時、私たちを守ることに必死で、私は今でも感謝している」「あらためて大変なことだったなと思いました。次は私が助けてあげたいと思いました」「もっと親にちゃんと聞いてくれば良かった・・・」
生徒は、友達同士のエピソードを紹介し合うことで、いろいろなことを感じたようです。あらためてご家庭でも話題にしていただけたら良いのではないかなと思っています。