2月1日(木)に今年度最後の授業参観を実施いたしました。昼間でも随分冷え込んでいましたが、多くの保護者の皆様にご来校いただきありがとうございました。お子様の学校での授業を受ける姿から、そして友達と一緒に生活する姿から、その成長ぶりはどのようなものに感じられたでしょうか。ぜひ、お子様とご家庭で話題にしていただき、今年1年の成長を確認し合って、お子様の次への目標達成のための励みにしていただけたらと思います。
1月16日(火)から実施してきた1年生の学級ごとの音楽の和楽器「箏の演奏」の授業が今週をもって終了しました。特別講師の平賀優子様と平賀千恵様には大変お世話になりました。お陰様で、1年4学級のほとんどの生徒が、2時間の授業の内に「さくら さくら」をみんなで一緒に演奏することができるようになりました。平賀様には、「1年生で演奏会を開くことができるぐらい素晴らしいですよ」とおほめの言葉をいただくぐらいでした。「我が国の伝統音楽の良さを味わい、愛着が持てるようになること」というこの学習活動の目的は十分に達成されたものと思われます。また、生徒達がこれまでの達成感を得られたことは、町当局の理解で箏30面を音楽教材の備品として購入を認めてもらえたことにもよります。併せて感謝したいと思います。
今週1月28日(日)矢吹町文化センターにおいて「令和5年度さわやか詩集」表彰式が行われ、町内小中学校の優秀な作品を書き上げた児童・生徒の表彰と、その作品が披露されました。子どもたちならではの豊かな感性が、さわやかで若々しい表現力でしたたまれた詩は、読んだり、聞いたりしても心が揺さぶられ、きれいに心洗われて、幸せとありがたさの何か心が温まる物に包まれるような感覚に浸ることができます。昨年、読み聞かせボランティア活動で本校を訪れている方々の雑談の中で、「さわやか詩集」の取組は、今年で35年目を迎えることもあり、家庭で子どもたちの詩作の様子とともに、親世代の詩作の思い出が話題になることがあるんだとの話が出ました。ちょっとしたほのぼのする話題が、家族の会話の中に生まれることは、今や「さわやか詩集」の取組は、矢吹町の素晴らしい財産になっているんだなと感じました。また、今年の作品は、時節柄夏の異常な暑さや世界のあちこちで起こっている戦争・紛争のことが題材として取り上げられていることが特徴だとの評があり、子どもたちも自分達の身の回りのことを敏感に受け止め生活しているのだなと思いました。さらに、「中学3年生の作品の中に、9年間の詩作を振り返って、自分の成長の跡を感じているような作品も幾つかあったことが印象に残った」との評もあり、改めてその成長の跡を中学3年生の表情の中に見つけてみたいという気持ちにもなりました。受賞した皆さん、おめでとうございます。
矢吹町学校給食納入組合から、高校受験を控えている3年生を応援するとの目的で、「受験に勝つ!」になぞらえて全校生・全職員分の給食に「ヒレカツ」(「肉の秋元」様製造 アレルゲン対応の食材使用)の無償提供をいただき、本日の給食に加えさせていただきました。今日の給食のメニューはカレーライスだったのでカツカレーとなり、みんなで大変おいしくいただきました。3年生は私立高校の受験がほぼ終わり、これからは3月5日からの県立高校受験に向けて全体の雰囲気も一層高めていくところです。今回の応援に勇気をえて、希望高校合格に向けて頑張っていきます。組合の皆様ありがとうございました。そしてごちそうさまでした。
光南高校との連携町内ウごみ拾いボランティア活動は今回で3回目の実施となりました。実施日の先週20日(土)は、今にも雨か雪が降り出しそうな曇り空の天気でしたが、矢吹中学校3年生生徒26名と教員4名、光南高校生徒27名と教員3名が参加して、元気に活動しました。JR矢吹駅東口を起点として、3つのコースに分かれて、矢吹町内の清掃活動をしました。活動中、町中の方々からお声かけをいただいたりして励まされながら1時間30分の活動をやり切ることができました。参加生徒は、「町をきれいにできて気持ちよかったです」とか「高校生と交流の機会が持てました」などとの感想を言ってくれました。生徒の町を理解し大切にする心を育むためにも来年度以降も実施したいと思います。