善郷小学校の出来事

2021年3月の記事一覧

令和2年度第40回卒業証書授与式を行いました

 本日10時より卒業証書授与式を行いました。6年生77名が第40回目の卒業生として善郷小学校を巣立っていきました。
 卒業証書授与では、一人一人が真剣な顔や明るい笑顔で立派に卒業証書を授与することができました。今年は保護者の皆さんだけではなく、在校生の代表として5年生も参加することができました。別れの言葉は6年生代表の棚木はのんさんと5年生代表の中村陸さんが述べました。とても立派に思いを伝えることができました。別れの歌は6年生が「旅立ちの日に」5年生が「大切なもの」を合唱しました。マスクを着用して歌いましたが心を込めて優しく歌い上げることができてすばらしかったです。
 来賓として鈴木健生教育長さん、星直樹教育委員さん、吉田頼信副課長さん、そして吉田美一PTA会長さんが参加してくださいました。吉田PTA会長さんには、お祝いの言葉もいただきありがとうございました。

修了式を行いました

 本日の4校時に修了式を体育館で行いました。修了証書授与では、1年生から5年生までの修了者を読み上げると学年ごとに大きな声で返事ができて素晴らしく、心構えがしっかりしていると感じました。修了生の代表として5年生の味戸美優さんが修了証書を授与しました。とても堂々としていて立派にできました。
 「今年度は4月の始業式・入学式のあと新型コロナウイルス感染症予防のために学校がお休みになりました。5月の終わりに学校が再開されてからも、いつもと同じような授業ができなかったり、行事についても縮小や変更をが必要になりました。しかし、先生方の知恵と工夫とアイディアで、できないものをできるようにあきらめずに頑張ってきました。何よりも皆さんの頑張りがあったから今日の修了式を迎えることができました。どうもありがとう」と述べました。そして拍手をしてみんなで努力を讃え合いました。
 計画されていた、それぞれの学年の学習内容をしっかり終えて全員が進級することができることを心から嬉しく思います。保護者の皆様にはいろいろとご心配をおかけしたり、ご協力をいただいたりしました。ありがとうございました。

修了式に先立って、各大会・コンクールの表彰と6年間無欠席賞の表彰を行いました。
終了して6年生が退場するときには全校生で感謝の拍手をして見送りました。
<令和2年度矢吹町教育委員会表彰>
○功労賞 1年 鈴木謙心さん 1年 星 結菜さん 3年 鈴木こころ さん
     4年 遠藤稜久さん 5年 大越麻由さん 6年 二瓶果歩さん 
○奨励賞 1年 東城拓真さん 5年 兜森はな さん

<管弦打楽器ソロコンテスト福島県大会> 
○最優秀金賞 6年 伊藤春奈さん

<6年間無欠席賞>
 ○安藤 駿さん  ○小飯田柊晟さん  ○加藤裕人さん  ○青木香織さん

 

今年度最後の「善郷タイム」

 今日は水曜日なので昼休みが長い善郷タイムでした。太陽は出ていて気温は上がりましたが、風が冷たく体感温度は低く感じられました。しかし、校庭では「ふやし鬼」などの鬼ごっこ、サッカーやドッジボールなどの球技など学級ごとに計画を立てて楽しく遊んでいました。今年度もあと4日となりました。毎日を大切にしていきたいと思います。

 

 

 

卒業式予行を行いました

 今日の午後は、5・6年生と全職員で卒業式の予行を行いました。
 いよいよ来週の23日(火)は卒業式です。これまで学年の練習や全体練習を行ってきましたが、入退場を含めて全体を通しての練習は今日の予行が初めてでした。また、今日は一人一人全員に卒業証書を授与する練習も行いました。(昨年は前日の1時間しか練習ができなかったので今年は練習する時間もあり嬉しくおもいます。)少し緊張気味でしたが、本番までに一人一人が練習をして立派な姿を見せてほしいと期待しています。
 今年は5年生も参加できることも嬉しいことです。来年の自分の姿を卒業生に見る事ができました。別れの言葉も例年のように呼びかけは行わず、5年生・6年生の代表が別れの言葉を述べます。中学校や高校の「送辞「答辞」のような形式になります。「国歌」「校歌」演奏のみですが、「別れの歌」は感染症予防に配慮して歌うことになりました。今日はマスクをして歌いました。気持ちがこもっていてとても優しく歌うことができました。
 卒業まであと5日間、卒業の喜びや感謝の気持ちを伝える卒業式になるように努力していきたいと思います。

3.11 東日本大震災から10年

 今日は3月11日です。東日本大震災から10年の歳月が経ちました。毎年この日は特別な日なので時間をもらって子ども達に話をさせてもらっています。どちらかというと「自分の命は自分で守る」とか「落ちてこない・倒れてこない・動いてこないところに逃げる」など防災の話が多いのですが、今年は10年前の3月11日の話をしました。
 新白河駅から近い丘の上の学校に勤務していた時のことです。当日1年生は下校した後、2年から5年生は授業、6年生は体育館で卒業式の練習をしていました。プールの水がこぼれるほどの大きな揺れが長時間続き、もうだめかと思いましたが揺れが収まって避難訓練のとおりに無事避難することができました。恐怖や緊張で泣き出す子どももいましたが皆落ち着いていました。急に暗くなり気温がさがり雪が降って来たのを今でもよく覚えています。1年生の無事を電話で一人一人や家庭訪問で確認して、学校には保護者の方に迎えに来てもらい全員が下校できたのが6時30分過ぎだったと思います。思わず安心して体の力が抜けてました。(そのあと避難所となり、その対応がまた大変でした。)
 インフラが壊滅的になり今まで当たり前だった生活が一変しました。今は目の前にある温かな給食も2ヶ月以上食べられませんでした。当たり前のことができる幸せを感謝する日にもしたいと、こんな話を子ども達にしました。
 6年生がまだ1歳か2歳です。まだ生まれていない子ども達がほとんどです。ぜひ今日は、お家の人から10年前の3月11日がどういう日であったのか(一人一人起きたことが違います)、教えてもらってください。そして毎日を大切にする気持ちを強く心に思ってくださいと話しました。よろしくお願いいたします。

                 善郷小学校の校章 「シュンラン」花が咲きました