善郷小学校の出来事

2020年3月の記事一覧

令和元年度末人事異動のお知らせ

                                                                                                                      令和2年 3月24日 
 保護者 様 
                                                                                              矢吹町立善郷小学校長  渡邊 郁夫 

                                                教職員の異動のお知らせ

   陽春の候、皆様におかれましてはますます御健勝のこととお喜び申し上げます。 
  さて、令和元年度末の人事異動により、下記の教職員が転出・退職することになりました。
  つきましては、在職中の御交誼に対し深く感謝申し上げますとともに、今後とも、本校への御支援・         御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

                                                       記

 

     1   教頭       嘉 成     靖     棚倉町立山岡小学校へ(校長昇任)

     2   教諭        大 杉 あけみ       矢吹町立矢吹小学校へ

         3   教諭        渡 邉 和 子        棚倉町立社川小学校へ

         4   教諭        高 橋 尚 美         平田村立小平小学校へ

         5   教諭        熊 田 千 絵         退    職  

         6   教諭        大 竹 亜希子        須賀川市立小塩江小学校へ

         7   教諭        蓬 田 真 結         いわき市立植田小学校へ

         8   講師        内 山 律 子         鮫川村立鮫川小学校へ(新採用)

         9   講師        内 田 有 子         棚倉町立棚倉小学校へ(新採用)

       10   講師       矢 吹 由 香          白河市立白河第三小学校へ

 

 

卒業式

  第39回 善郷小学校卒業式を行いました。65名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございました。

  卒業証書を自信にあふれる笑顔で授与してその姿はとても輝いていました。
 今までにない形の卒業式になりましたが、様々な準備をして厳しい状況の中でも立派な卒業式を行うことができました。ご協力いただきました皆様には心から感謝いたします。

子ども達の笑顔に安心しました

      本日の全校登校日、1年生から5年生は放送で修了式、6年生は体育館で卒業式の練習を行いました。朝の集団登校ではみんなマスクをしていましたが、笑顔と元気なあいさつが返ってきてとてもうれしく思いました。学校に子ども達の笑顔と元気な声があふれているのはとても幸せなことであると感じました。
 修了式では5年生の阿部くるみさんが代表して修了証書を受け取りました。また、修了式の後、6年生の6年間皆勤賞の表彰と6年生からの刺繍入り雑巾のプレゼントの受け渡しがありました。

6年間の皆勤賞おめでとう! 遠藤  焰さん   小椋 謙聖さん   吉田紳之介さん
                                           安田 七菜さん 村田  翼さん   國井 尚人さん
  
心のこもったプレゼントありがとう!

    卒業式の練習です

先生方で卒業式の会場をつくりました

  昨日の午後に先生方で卒業式の会場つくりをしました。昨年までは5年生も一緒に会場の掃除をしたり、椅子や机の配置とパンジーの飾り付けをしたりしていました。少しずつ力を合わせ、みんなで卒業式をつくっていくことができなかったことをとても残念に思います。明日は6年生も登校して卒業証書授与の練習を行う予定です。
 今年の卒業式は、新コロナウィルスの感染拡大防止のために今までとは違った卒業式になりますが、令和最初の卒業式にふさわしい心のこもった卒業式にしていきたいと思います。

春蘭や水仙も咲き始めました。

 

 

学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ

(福島県教育委員会より教育長メッセージ「児童・生徒の皆さんへ」が届きましたのでお知らせいたします。)

児童・生徒の皆さんへ

-学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ-

 学校が臨時休業となってから約1週間、高校生は10日となります。皆さん、どのように過ごしていますか?

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにはやむをえないことでしたが、入学試験や卒業式を控える年度末の重要な時期に、心の準備もままならないうちに、急に先生や友達に会えなくなってしまいましたね。胸が痛みます。

 準備期間が短かったにも関わらず、保護者の皆様、教職員の皆さん、放課後児童クラブの運営を行う皆様など子供たちに関わる多くの方々が準備に奔走してくださり、無事に休業に入ることができました。また、臨時休業中の子供たちを、創意工夫を重ねて見守っていただいていることに心から感謝申し上げます。

 児童・生徒の皆さんは、新型コロナウイルスという見えない敵、そして、いつ学校が始まるのかわからない状況に対して、不安を感じているかもしれません。特に、中学生、高校生の皆さんは、9年前の3月に似たような経験をしたことを思い出すかもしれません。

 このようなときだからこそ、一人一人が何をするべきか冷静に考え、判断し、行動していくことが大切です。そして、ピンチの中からチャンスを見いだしていく前向きさを失ってはいけません。臨時休業という状況を、感染拡大の防止のみならず、学習や生活の面でも何とか有意義なものにしたいものです。

 まず、今は新型コロナウイルスの感染の拡大防止が最優先です。学校から今回の臨時休業の趣旨、注意事項などが伝えられていると思います。未知のウイルスであるが故に、ウェブ上には誤った情報が流れている場合もありますが、何が正しい情報かを見極め、感染拡大防止に向けて何をすべきか、何をすべきではないのかを冷静に判断してください。

 次に、皆さんの心身の健康についてです。不規則な生活になっていませんか?ゲームばかりしていませんか?時々は体も動かしていますか?誰かとお話できていますか?時々笑っていますか?もちろん人混みに出かけることは控えていただく必要がありますが、ジョギングや縄跳びなど可能な運動もあります。それぞれに自分と向き合って考えてみてください。

 そして、急にできてしまった「何もない時間」を有意義に過ごす方法を考えてみましょう。普段は、学校、部活動、習い事等で忙しくしているので、急に時間ができると何をしたらよいかわからなくなりがちです。

 例えば、日常生活の中で家庭のお手伝いをしてみませんか?小さくても普段できない体験活動です。家族の方とコミュニケーションをするきっかけにもなります。居場所と役割があると気持ちが前向きになります。

 このような時期だからこそ、本や新聞を読んで物事を考えてみてください。今のところは県立図書館も開館しています。団体活動はできませんが、個人利用はできます。ビブリオバトルへの参加もお待ちしております。

 この機会に苦手科目を克服するのはいかがでしょうか?ふくしま学びのネットワークの前川直哉先生も提案されているように、時間が取れる時にしかできない広い範囲の復習なども考えられます。ウェブ上にも様々な無料の学習コンテンツが掲載されています。

 中学生や高校生の皆さんは、自分が政治家になったつもりでテーマを決めて、友達や先生とウェブ上で議論することもできます。SDGsの中からテーマを選ぶのもよいと思います。「君が学ぶと世界が変わる」と私も思います。

 なお、今回の休業のために、学年の修了や卒業などが不利になることは決してありません。授業ができなかった分をどのように補うのかについては、教育委員会や校長先生がきちんと考えてくださっています。

 最後に、まわりの人たちへの心配りです。弟や妹がいれば、日常の生活が一変してしまった不安をいたわってあげてください。ご両親をはじめとした大人の皆さんも大変な苦労をしています。自分に何ができるかを考えてみてください。新型コロナウイルスに関連して、いじめや差別があってはならないことは言うまでもありません。

 普段当たり前であると思っていた日常的なものが、無くなってみて初めてその重要性に気づくことがあります。学校は、皆さんにとってそのようなものなのではないかと思います。

 ピンチをチャンスに変えることは簡単ではありません。しかし、福島県は「チャレンジ県」としてピンチをチャンスに変えようと、この9年間皆で力をあわせ復興に取り組んできました。その蓄積を今こそ生かしましょう。

 少しでも皆さんの不安が減って、有意義に過ごせること、そして、早期にウイルスの感染が終息して学校が再開し、皆さんがまた笑顔で先生や友達とともに過ごせるようになることを祈っています。

 

 令和2年3月12日

福島県教育委員会教育長 鈴木 淳一