掃除がそろそろ終わるころ、壁に何か黒いものがついているのを男子生徒が見つけ、
使っていた箒で、つついて落としました。
なに?なに?なに?
皆で寄ってたかって見ます。・・・カメムシです。!!
頭の中でガムテープ!と思ったのですが、持ってくる間に逃げてしまったら・・
と考えていると、一人の女子生徒が
「私、カメムシ対策得意なの!!。何か硬めの紙ない?」
持ち出したのは救急処置のマニュアルです。(まっ、今も救急かな?)
それをそっとカメムシの前に差し出し、カメムシが歩くのを待ちます。
ゆっくりとカメムシはラミネートの上を歩き、マニュアルの上に乗りました。
乗ったカメムシを今度は外に出し、逃がしていました。
「待てばいいのよ!!」と得意顔で言いました。
や・やさしい!!。殺生ばかり考えていた私には衝撃的でした。
一寸の虫にも五分の魂ですね。