学校ブログ
宝、持っていますか?
全校朝の会の校長講話は、「素直」について、でした。
親や先生は、毎日いろいろなことを教えてくださいます。時には、強く指導されたり、叱られたりすることもあるでしょう。それは、みなさんのことをとても大切に思っているからです。どうでもいいと思っていたら、何も言ってはくれないでしょう。
そんな時、「はい」と素直に受け入れられる人と、「でも…」と言い訳や反抗をして受け入れられない人とがいます。素直な人は、誰からもかわいがられ、いろんな人から声をかけられ、自分が成長していくための貴重なアイテムをたくさんもらえるようになります。「素直である」ということは、心の中にものすごい「宝」を持っていることになるのです。
まずは、心に宝を持ちましょう。そして、決してお金では買うことのできない大事な宝を、いつまでもなくさないようにしましょうね。
先生も学びます
子どもたちが下校した後、教職員による校内服務倫理委員会を開催しました。
第10回となる今回は、民間企業の方を講師に招き、「業務の効率化と情報セキュリティの向上について」というテーマで研修を行いました。情報セキュリティ強化にはペーパーレスが必要とのことであり、完全に実現するまでの道は険しいと思いましたが、そこに至るまでの過程で私たちができそうなことについて、たくさんのアイデアをいただきました。
改善や維持・継続のためのキーワードは、「5S」だそうです。不祥事防止への意識、働き方改革への意識を高め、なによりも子どもたちのために、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」をみんなで徹底し、中畑小学校をさらによりよい学校にしていきます。
心の光
今日は、ワックス塗布作業の日。
5校時終了後に、子どもたちが机やいす、棚などを全てろうかに出し、床の水ぶきを行う計画だったのですが、私が各教室を見に行くと、すでに作業は終わっており、空っぽの教室のピカピカの床だけが目に入ってきました。「床の光は心の光」と、真っ白い雑巾が真っ黒になるように掃除をし、「床が光れば光るほど自分の心も美しくなる」と教えていますが、それぞれの教室の床を見ただけで、子どもたちがどんな様子で雑巾がけをしたのか、容易に想像することができました。
子どもたちの下校後、今度は先生方がワックスを塗りました。床板が古く、ワックスをすぐに吸ってしまうので、二度塗りをしました。きれいな環境で子どもたちに生活させたいと、心をこめてていねいにワックスを塗る姿に、先生方の心の美しさを見ました。
子どもたちの心が、バトンのように先生方の心につながれ、床の輝きとなって表れています。
朝食と生活リズム
5年生の食育授業が行われました。
自分たちの朝食についての課題を見つけ、栄養バランスに気をつけて朝食を食べる方法を考える学習でした。子どもたちの中には朝食を食べていない人もいましたが、脳の働きをよくし、体温を上げ、腸に排便を促すという朝食の効果を知り、毎朝しっかり食べなくてはならないと意識を改めていたようです。
学校での毎日の学びを充実させ、将来、健康で楽しい人生を送るためにも、よい生活習慣を身につけていきましょうね。
因果応報
次年度に向けて、鼓笛のオーディションが始まりました。
結果には必ず原因があり、普段からよい行いや努力をしていればよい報いがあり、そうでなければよくない報いがあります。鼓笛のオーディションですから、当然鼓笛のパートに関する演奏や動きを見られるわけですが、「一事が万事」なので、どうしても普段の姿勢や態度が出てしまうものです。つまり、鼓笛だけ、〇〇だけ、がんばろうとしても、なかなかうまくいかないということです。
私たち教職員には、がんばっている子は全員合格させてあげたい、という思いがあります。しかし、パートごとに人数が決まっていますので、深く悩みながら、時には心を痛めながら、不合格も通知しなくてはなりません。
でも、世の中はそういうものです。学校だけを特別な場所にするのではなく、学校では子どもたちに「大人になるための勉強」をしっかりさせていきたいと思っています。
自分は絶対大丈夫?
6年生を対象に、福島県消費生活センターによる消費生活出前講座が行われました。
今や、自分専用のスマートフォンを持っている中学生や小学生までもがいるらしく、ものすごい時代になったものだと驚きます。様々な機能の中でも、SNSはとても便利で楽しいものですが、大きな落とし穴も隠れています。判断力が十分に育っていない小中学生は、大人よりもトラブルに巻き込まれやすいため、自分を守る方法をしっかりと身につけなくてはなりません。
視聴した動画は、リアルで生々しい内容だったのですが、笑いながら見ている子どもがいました。「自分は絶対に大丈夫」という、非常に根拠の薄い自信があるのでしょう。
親がスマホを買い与えなければ、親がスマホを使わせなければ、子どもは絶対にトラブルに巻き込まれません。万が一、子どもがトラブルに巻き込まれてしまったら、全ての責任を負うのは親です。
あなたのご家庭は、絶対に大丈夫でしょうか。
師走の子走
師走なので、先生が走らなくてはならないのでしょうが、今朝もまた校庭を走る子どもたちの姿がありました。
持久走記録会がとうに終わった今でも、毎朝校庭を走る子どもたちには、頭が下がる思いがします。
このような努力は、来年度の持久走記録会を待たずとも、学習や生活の様々な場面で成果となって現れ、必ずや報われることでしょう。
先生方は、朝の校庭こそ走ってはいませんが、子どもたちが自己の成長を実感できるような2学期のまとめを行おうと、日夜頭と心で駈け回っています。
墨の黒さにまみれつつ
特別非常勤講師の先生による書き初め指導の最終回は、3年生でした。
国語の書写の学習では、3年生から毛筆が始まるので、子どもたちは経験1年にも満たない入門者です。その上、長い書き初め用紙を使うのは、今回が初めてです。机の上の長い紙と習字用具の扱いに悪戦苦闘し、手や顔を黒くしながらも、先生の温かい指導にやる気を高め、最後までがんばることができました。
冬休みには、おうちで部屋を黒く汚さずに取り組めるよう、心から応援しています。
墨の香りに包まれて
先週から今週にかけて、特別非常勤講師の先生による書き初め指導が行われています。
6年生から始まり、5年生、4年生とご指導いただき、明日は3年生が教わる予定です。説明が大変分かりやすく、気をつけなくてはならない点が明確になるので、子どもたちは短い間に自分が上達していくのを実感できていたようです。
墨の香りには心を落ち着ける効果があるとのことで、先生の素晴らしい指導とも相まって、子どもたちは終始集中を切らさずに取り組むことができました。
他人事ではないのです
6年生を対象に、がん教育が行われました。
日本人の死因で最も多いのは「がん」なのですが、矢吹町はがんで亡くなる人の割合が全国や県よりも高いとのこと。がんになる原因は様々で、偏った食事、運動不足、睡眠不足などの生活習慣も大いに関係があるようです。将来を考えた時、今の自分の生活習慣は大丈夫なのか、見つめ直すことが重要ですね。
がんを予防して、健康で長生きするために、子どものうちから「よい生活習慣」を心がけていきましょう。
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