こんなことがありました!

2024年9月の記事一覧

食事のマナー

 1年生の食育授業が行われました。

 これまでの自分の食べ方を振り返り、給食をみんなで楽しく食べるにはどんなことが大切かを考える学習でした。子どもたちは、食事のマナーや「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつには意味があり、一緒に食事をする人への思いやり、作ってくださった方への感謝の気持ちが大切であることを、改めて理解したようです。

 「ただ食えばいい」ではなく、食を通して心もしっかり育てていきたいものですね。

歴史に浸り、生き方を学ぶ

 6年生が、修学旅行で、会津若松に行ってきました。

 日新館と飯盛山で学んだ後、各班ごとにフィールドワークを行い、それぞれがものづくり体験に取り組みました。その後、また合流し、鶴ヶ城と県立博物館でさらに学びを深めました。

 9月半ばにもかかわらず残暑が厳しく、途中、雨にも降られましたが、すれ違う人に元気にあいさつをしたり、友達を思いやりながらなかよく活動したりする子どもたちの姿に、私の心はずっとさわやかでした。

 今後の学習や生活に活かしてこそ、今日の修学旅行は成功だったと言えます。卒業までの残り半年、期待していますよ。

いらっしゃいませ!

 3年生が、社会科の学習で、スーパーマーケット見学に行ってきました。

 まず、慣れ親しんでいる売り場と、普段見ることのできないバックヤードを見て回りました。説明を聞きながら見ることで、これまで気づかなかったたくさんの工夫を学ぶことができました。その後、様々な質問に答えていただき、お店の方の毎日の努力を知ることができました。最後に、教わったことを活かしながら、買い物体験をさせていただきました。

 スーパーマーケットで働く方々の工夫や努力は、全てお客様のため。そのおかげで、私たちも安心して気持ちよく買い物ができるのですね。

みんなの味方

 先日、民生児童委員による学校訪問が行われました。

 委員のみなさんは、地域住民の「身近な相談相手」であるとともに、「支援へのつなぎ役」であり、地域住民が抱える悩みや心配事などの相談に乗り、必要に応じて専門機関につないだり、住民自らが課題を解決するための支援を行ったりしておられます。子どもたちについても、学校の様子や地域と連携できることなどについて情報交換を行い、今後の活動に役立てていきたいとのことで、このたび学校においでくださいました。

 お帰りの際の「私たちにできることがあれば、いつでも、なんでも言ってくださいね」というお言葉が心強く、とてもありがたい気持ちになりました。これからも子どもたちと中畑小学校を、温かく見守りください。

福祉ってなんだろう

 4年生が、総合的な学習の時間に、町の保健福祉センターを訪問しました。

 学年テーマの「福祉」は、4年生にとって難しい言葉ですが、平たく言うと「幸せ」や「豊かさ」のことであり、全ての人に最低限の幸福と社会的援助を提供するという理念を表すものです。

 今回、子どもたちは、施設を見学したり設備で体験したりすることによって、障害者福祉を学びました。そして、人生の大先輩方との交流を通して、高齢者福祉を学びました。

 今は元気でも、事故や病気によって障害を負う可能性は、誰にでもあります。今は子どもでも、人は必ず年を取り、老いていきます。他人事ではなく自分事として、これからも学びを深めてほしいと願っています。

正しい理解で自分を守る

 先週、放射線教育が行われました。

 放射線リスクコミュニケーション相談員支援センターの方々と福島県立医科大学の安井清孝先生においでいただき、1~5年生それぞれに1時間ずつ授業を行っていただきました。プログラムは、学年に応じた内容となっており、中畑小では毎年実施しています。子どもたちは、紙芝居やクイズ、実演・実習、講義などをとおして、放射線についての理解をさらに深めることができました。

 6年生は、後日、福島県環境創造センター交流棟(コミュタン福島)に出向き、6年間の放射線学習の総まとめを行う予定です。

 放射線は、原発事故の前から、もともとわたしたちの身の回りにあるものです。正しく知ることで、将来にわたり、放射線や風評の被害から大切な自分を守っていきましょう。

計算のくふう

 2年生の算数科の研究授業が行われました。

 3つの数のたし算の場面を、( )を使った式に表したり、( )を使った式から考えを読み取ったりする学習でしたが、子どもたちは前の時間に学習したことを活かしながら、一生懸命ねばり強く考えていました。そして、自分の考えを友達と比べ合ったり話し合ったりしながら、( )を使うと考えを分かりやすく式に表せることを理解することができました。

 金曜日の5校時目だったにもかかわらず、最後まで集中して学ぶ子どもたちのがんばりに、とても感心させられました。

よさを見直す

 先日、4年生がそろばん教室に臨みました。

 計算といえば電卓が主流で、スマートフォンにもその機能がついていますが、近年、指の器用さや脳のはたらきを高めるために、そろばんのよさが見直されているようです。3年生の時に学習したとはいえ、久しぶりのそろばんに腕が鈍っている様子も見られましたが、徐々に慣れていき、難しさと楽しさを味わった子どもたちでした。

 流行のデジタルだけでなく、伝統のアナログのよさも、ずっと大切にしていきたいものです。

便利なものは危険なのです

 昨日、4・5・6年生を対象に、人権教室が行われました。

 まず、スマートフォンのSNS上での誤解によって、グループの友達から無視され、仲間はずれにされてしまう小学生を題材とした動画を視聴しました。その後、自分の思いや考えをワークシートに書き、発表し合って学びを深めました。

 終始、食い入るように動画を見ていた子どもたち。自分にも起こり得る身近な内容だったこともあり、とても真剣に考えている様子がうかがえました。

 大変便利なスマートフォンですが、使い方を誤ると非常に危険なのは、刃物や火と一緒です。どうすれば危険を避けられるか。万が一危険な目に遭ったらどうすればよいのか。それを子どもに教えるのは、大人の役割、親の責務です。ぜひ、家庭でも話題にしてください。

思いを遣ろう

 全校朝の会の校長講話は、「思いやり」について、でした。

 思いやりとは、「思い」を「遣る(やる)」こと。つまり、自分の思いを相手に向けることであり、相手の気持ちを考えることです。相手の気持ちは、「自分だったら」と考えると、想像しやすくなります。自分がされたらうれしくなることをしてあげる、自分がされたら悲しくなることは絶対にしない、ということが大切ですね。

 誰にでも優しくしていると、自分も優しくされるようになります。思いやりを、言葉や行動などの「かたち」にし合うことで、誰もが安心して過ごせる中畑小をつくっていきましょう。