日誌
2年 見学体験学習
9月25日(水),2年生は見学体験学習で郡山ふれあい科学館に行ってきました。
駅で一人一人が自分で切符を買い,電車に乗ったそうです。在来線に初めて乗った子もいたそうで,みんなわくわくドキドキでした。到着した郡山駅の広さに驚く子もいたとのこと。ふれあい科学館では,宇宙に関するブースを回ったり,工作コーナーで製作したりしたそうです。また,サイエンス教室では草花の種が遠くまで飛んでいく仕組みを教えていただいたとのこと。
おかげ様で,充実した1日を過ごすことができました。保護者の皆様には,準備等,ご協力ありがとうございました。
第4学年 出前授業
9月24日(火),矢吹原土地改良区の沼田さんと鈴木さんにおいでいただき,出前授業をしていただきました。4年生は,10月3日(木)に羽鳥ダムを見学に行く予定ですが,見学前に羽鳥疏水の歴史や役割について,あらかじめ知っていてほしいという土地改良区の皆さんの配慮で実施されました。
江戸時代,矢吹ヶ原(現在の矢吹町)は荒れ地で,辺り一面草が生い茂っていたそうです。そして,明治になると矢吹ヶ原は皇室の御猟場だったとのこと。的にされたのは何と雉(きじ)でした。ヤブキジくんも昔は苦労していたようです。不作が続き,水争いが絶えず,貧困にあえぐ農民を救おうと,星吉右衛門さんが立ち上がりました。1885年(明治18年)羽鳥疏水を造るための建白書を県に提出しますが却下され,その後長く苦しい日々が続いたそうです。そして吉右衛門さんの死後,1940年(昭和14年)に許可が下り,翌年開拓事業着工,太平洋戦争を挟んで1956年(昭和31年),に羽鳥疏水が完成したとのこと。吉右衛門さんが構想を始めてから,何と70年もかかったことになります。吉右衛門さんをはじめとする先人の方々の努力があったからこそ,現在の豊かな実りある矢吹町になったことがよく分かる学習内容でした。
この後,子ども達は,具体的にどのように水か引かれているかを地図や写真で説明していただききました。そして来週はいよいよ現地を見学します。4学年の保護者の皆様には準備等でお世話になることもあるかと存じます。よろしくお願いします。
3年生 中畑集荷場見学
9月20日(金)の社会科の学習では、中畑集荷場の皆様に児童の訪問を快く迎えていただきました。また、当日の見学では、大変わかりやすいご説明やいろいろなお話をいただき、児童にとって貴重な経験となりました。心より御礼申し上げます。
堀川ダム・芝原浄水場見学
9月12日(木),4年生が,社会科の学習で堀川ダムと芝原浄水場の見学に行ってまいりました。どちらも西郷村にある施設で,西白河地区全域の飲料水をまかなっているそうです。まずは堀川ダムの堰を見下ろす位置の駐車場に到着。堀川ダムの全体像についての説明を受けたとのこと。想像を超えるダムの大きさみんな驚いていたそうです。続いて,貯水池の広さや貯水量についての説明を受けますが,それもなかなか見当のつかない数字だったとのこと。それから堰の中にある階段を下りていったそうです。この階段が非常に長いのですが,中は涼しいので,すいすいと気分よく下っていくことができます。堰の下まで降りて見上げるダムの大きさに,みんな「うわあ。」と声をもらし,圧倒された様子だったとのことです。
その後バスに乗り,芝原浄水場へ。まずは,ダムから取水した水を,飲むことができるようにするまでの仕組みについての説明を受けます。説明によると,この浄水場では自然に近い形で浄水しているとのことです。大きな水槽のようなものがたくさんあり,そこにある砂利や砂などを通して水が浄化されていきます。おいしい水を飲んでほしいという関係者の方々の思いが込められているそうです。4年生のみんなは,毎日当たり前のように水が飲めることへの感謝の気持ちを新たにし,帰路につくことができたとのことでした。
堀川ダムから真船林道へ向かう途中,貯水池を横断する大きな橋があります。これからの季節,この橋の周辺の紅葉が大変見事です。ご家族でお出かけになってみてはいかがでしょうか。
リレーカーニバル
9月7日(土),第29回福島県小学生リレーカーニバルが,田村市陸上競技場で行われました。保護者の皆様,遠い競技場までの引率(高速道路やあぶくま道を使わないで行ったところ,矢吹小から90分くらいかかりました),そして炎天下で日陰もあまりないスタンドでの長時間にわたる応援,本当にご苦労さまでした。筆者もひどい日焼けで,お風呂に入って悲鳴を上げ,体をタオルで拭いただけで悲鳴を上げていました。さらにテントの設置や撤収など,本当に何から何までお世話になりました。ありがとうございます。結果については“Track & Field”第30号をご覧ください。自己ベストがたくさん飛び出した,素晴らしい大会となりました。さて,この「ぎんなん」では子ども達の大会における素晴らしい姿を紹介します。まずは,テントの中で,静かに出番を待っていたことです。これは決して当たり前の姿ではありません。学校によっては,待っていることに飽きてしまい,テントの中でふざけたり動きまわったりする様子も見られました。次に召集所に行って,担当の方にしっかり自分の組,レーン,名前を伝えていた姿です。物怖じして自分からは言えず,引率の先生に代わりに伝えてもらっていた子もいました。そして約束をしっかり守る姿。例えば全種目が終わるまでは露店で買い食いしないという約束だったので,みんなしっかり我慢しました。しかしかわいそうなことに,猛暑の中楽しみにしていたかき氷が,3:00頃売り切れになってしまっていたのです。本当に残念でした。最後に忘れ物・落し物がほとんどなかったことです。競技が終わってテントやシートを片付けると,必ずと言ってもいいほど,持ち主の分からないタオルや靴下,水筒などが出てきます。しかし矢吹小は,持ち主が分からなくなったものは一切ありませんでした。大変立派です。いよいよ次は今年度をもって廃止となる10月1日(火)の西白河小学校陸上競技会です。残された練習期間をがんばり,また自己ベストを更新してほしいものです。
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