こんなことがありました!

2020年12月の記事一覧

組子細工に挑戦!5・6年生

 

 

 

 

 

 

 上の写真が組子細工です。昔はどの家にも障子や欄間に見られましたが,住まいの西洋化が進んだ現在は,なかなか見ることができなくなりました。

 12月17日(木)矢吹小学校では,矢祭町在住のカナザワ建具店2代目,金澤良一さんをお招きし,5・6年生が組子体験をさせていただきました。5年生は格子模様,6年生は格子模様に加えて亀甲模様にもチャレンジしました。5年生も6年生も熱中して制作に取り組み,5年生は2時間の予定のところ3時間かけて,6年生も予定よりも20分オーバーするまで続けました。そこまでの集中を可能にする魅力が組子細工にはあるのです。ある6年生が体験終了後担任の先生にこう嘆願していました。「先生,この後の図工全部これにしましょう。」と。初めて体験した子どもに,ここまで言わせるのが伝統のもつ力なのかもしてません。

 金澤さんはこんなことをおっしゃっていました。「すごいね,矢吹小の子は。廊下で会うとすれ違いざまに,みんな元気に挨拶してくれるんだから。」と。語先後礼への取り組みが褒められるととてもうれしくなります。こちらは矢吹小学校の伝統の力です。

矢吹ロータリークラブからの図書贈呈

 12月16日(木),矢吹小学校の図書館で,矢吹ロータリークラブからの図書贈呈式が行われました。一昨年に引き続き,今回が2度目となります。始めに,矢吹ロータリークラブの阿部様より「ロータリークラブでは『教育への奉仕』を一つの目的としています。文盲の解消を目指し,子ども一人一人に知識を蓄えてもらいたいと考えていますので,大いに活用してください。」というご挨拶をいただきました。続いて,全校生を代表し,図書委員会委員長の6年奥山陽菜さんが「早速全校生に紹介して,たくさん読んでもらえるようにします。ありがとうございました。」と,お礼の言葉を述べました。最後に校長より「本校では,今年度読書に力を入れています。11月までの読書冊数は8127冊で,昨年度の11月時点より4233冊多くなっています。そんな子ども達のためにたくさんの図書をご寄付いただき,大変ありがたく存じます。本が好きな子は学力が高いと言われます。これからも,子ども達がより一層読書に親しんでいけるように努力してまいります。」と感謝の気持ちを伝えました。

 まもなく冬休み,子ども一人一人が豊かな読書体験を積むことができるよう,ご家庭でもご指導願います。また,積極的にKOKOTTOを活用していただければと存じます。