こんなことがありました!

組子細工に挑戦!5・6年生

 

 

 

 

 

 

 上の写真が組子細工です。昔はどの家にも障子や欄間に見られましたが,住まいの西洋化が進んだ現在は,なかなか見ることができなくなりました。

 12月17日(木)矢吹小学校では,矢祭町在住のカナザワ建具店2代目,金澤良一さんをお招きし,5・6年生が組子体験をさせていただきました。5年生は格子模様,6年生は格子模様に加えて亀甲模様にもチャレンジしました。5年生も6年生も熱中して制作に取り組み,5年生は2時間の予定のところ3時間かけて,6年生も予定よりも20分オーバーするまで続けました。そこまでの集中を可能にする魅力が組子細工にはあるのです。ある6年生が体験終了後担任の先生にこう嘆願していました。「先生,この後の図工全部これにしましょう。」と。初めて体験した子どもに,ここまで言わせるのが伝統のもつ力なのかもしてません。

 金澤さんはこんなことをおっしゃっていました。「すごいね,矢吹小の子は。廊下で会うとすれ違いざまに,みんな元気に挨拶してくれるんだから。」と。語先後礼への取り組みが褒められるととてもうれしくなります。こちらは矢吹小学校の伝統の力です。