2020年6月の記事一覧
何と!校長先生による研究授業
6月12日(金)校長先生が,6年生の道徳科の授業をしてくださいました。この日は「親切」について考える授業です。「すてきなおくりもの」というお話を使って授業をしてくださいました。それはこんなお話。
主人公の女の子が,激しい雨の降る中,父の運転する車で山道を走っていると,ガソリンを切らして立ち往生しているバイクの青年を見つけます。見ず知らずの青年なので少し迷ったものの,そのお父さんは寒さにふるえる青年を見て車に招き入れます。事情を聴いたお父さんは,通りがかった見た目が怖そうなトラックの運転手さんに事情を話し,ガソリンを買ってきてくれないか頼んであげます。しばらくするとトラックの運転手さんがガソリンを買ってもどってきてくれました。運転手さんとお父さんにお礼がしたいとその青年は申し出ますが,お父さんはこう言います。 「そんなことはいいよ。今度君がこまっている人を見かけたら助けてあげるんだね。」 |
授業前半では,「親切」について「困っている人を助けてあげること」と,漠然ととらえていた子どもたちでしたが,お父さん,女の子,トラックの運転手の3人の行為を比べていくうちに,誰が親切かが問題ではなく,それぞれが青年を思いやる心に突き動かされて,自分にできることを考え,行動に移していることに気付いていきます。つまり「何か自分にできることはないか」と相手を思いやることと,実際に行動に移すことこそが「思いやり・親切」だと考えることができました。みんな「親切」に対する見方や考え方が深まったようです。
授業研究会 2年国語「スイミー」
6月18日(木),福島県教育庁県南教育事務所指導主事,加藤真理子先生を講師にお招きし,授業研究会が行われました。学校が再開して約3週間ですが,矢吹小学校の授業研究会はすでに4回目。今年の矢吹小学校,がんばっています。
さて,この日は「スイミー」の授業。保護者の皆様にも,数年前に読んだ覚えのある方がいらっしゃることでしょう。仲間をまぐろに食べられて,悲しみに沈んだ主人公スイミーが,海の中のおもしろいものに出会って元気を取り戻していく場面の学習です。印象的だった子どもの発言を紹介します。
スイミーはね,にじ色のゼリーのようなクラゲを見たらクラゲになったつもりになって,水中ブルドーザーみたいないせえびを見たらいせえびになったつもりになって…,そうして色々なものを見ているうちにだんだん元気を取り戻したんだよ。 |
交番に行ってきたよ!~1年生校外学習~
6月18日(木),1年生が矢吹交番と新町公園に行ってきました。交番では,おまわりさんに元気にごあいさつし,しっかりお話を聞くことができました。
続いて新町公園へ。ブランコやすべり台などの遊具を使って,みんな仲良く,そして楽しく遊ぶことができました。
食の指導~3年生~
6月10日(水),善郷小学校の学校栄養士,佐藤宏幸先生にお越しいただき,成長期に必要な栄養の取り方について,3学年で授業をしていただきました。今回のテーマは「朝食の大切さ」です。
佐藤先生は,朝ごはんの働きの中の,大切な三つの役割を説明してくださいました。
① 体が目覚める。
② 脳が目覚める。
③ おなかが目覚める。
次は朝ごはんの内容です。ごはんだけ,パンだけといった内容だと栄養が偏ってしまうので,赤,黄・緑の食品群をバランスよく,もりもり食べていれば,体力が高まり,学力も向上するそうです。
この後子どもたちは,自分の朝食の見直しをしました。今後ますます食習慣が改善されることを期待しています。
第1回交通教室~5・6年の部~
6月9日(火)に引き続き,10日(水)にも,矢吹小学校では交通教室が行われました。この日は5・6年生の出番です。9日の3・4年生は校庭に作られたコースで行いましたが,5・6年生は実際に道路を走ります。学校周辺のとても短いコースですが,子どもたちは少々緊張気味の様子。要所要所に立っていただいた矢吹交番の所員さんや交通教育専門員の皆さんに発進の仕方,停止の仕方,2段階右折の仕方などを指導していただきました。
矢吹交番所員の皆様,交通教育専門員の4名の皆様,また,今回の交通教室のお世話や信号機の準備をしていただいたまちづくり推進課,生活安全係の皆様,本当にありがとうございました。
第1回避難訓練
6月11日(水),今年度初めての避難訓練が行われました。例年であれば,進学・進級後,いざという時に備えて早い時期に行うものですが,新型コロナウィルス感染症拡大の影響で,やむなく実施を延期していました。
この日は朝から空模様があやしかったのですが,何とかもちこたえ,予定通り2時間目に実施しました。今回の訓練は,避難開始から終了まで3分8秒という記録でした。まあまあの結果ですが,現在全校児童が195名なので,もう少し素早く避難できそうな気もします。
この後,校長先生からは「おさない」「かけない」「しゃべらない」「もどらない」の頭文字をとった「おかしも」をしっかり守るようにとのお話,そして,安全教育担当の角田先生から火事の際の煙の恐ろしさと煙に巻かれないための避難の仕方などについての話がありました。
終了後,全員シューズの底をきれいに拭いて教室へ戻りました。万が一にも火事はあってほしくないものですが,その万が一が起きた場合にも冷静な行動がとれるように,今後も指導していきたいと考えております。
体育専門アドバイザー~矢吹恵理奈先生~
6月10日(水),体育の授業の進め方や子どもの体力向上策について助言をしていただける体育専門アドバイザーの矢吹恵理奈先生が県(県南教育事務所)から派遣され,本校に来てくださいました。矢吹先生は体育専門の先生で,中でも得意なのはバレーボールだそうです。
当初は,鉄棒,幅とび,ハードル走等について指導していただく予定でしたが,本日は最高気温33℃という真夏日(日向はもっと暑かったことでしょう)だったため,全学年,水遊び・水泳の学習についてご指導していただくことになりました。
先生から,効果的な指導法についてご助言いただくとともに,子ども一人一人に,その実態に応じたアドバイスをしていただきました。この日先生は2~6校時,続けてプールに入り,その後陸上クラブの練習も見ていただくという超ハードスケジュール。大変お疲れ様でした。先生には10月以降にもう一度ご指導していただける予定です。よろしくお願いします。
第1回交通教室
6月9日(火),3・4年生による今年度初めての交通教室が行われました。
今回,新型コロナウィルス感染拡大のため,多くの行事が削減になっていますが,交通教室のように命にかかわるものは,どんな状況であっても欠かすことはできないと考え,矢吹交番所員の方や交通安全教育専門員の皆さんにご無理を言って日程調整していただき,実施しました。
日頃の登校時の見守りからお世話になっている交通教育専門員さんは次の4名です。
小林 忠勝 様 佐藤 秀隆 様
藤井 清和 様 圓谷 勝男 様
3・4年生の子ども達は,校庭に作られたコースで,発進の仕方,右折左折の仕方,交差点の横断の仕方などについて,丁寧に教えていただきました。
今回の学習を生かして,今後も矢吹小が交通事故0を続けられるように,安全な歩行や運転に努めてほしいと考えています。
プール開き,そして初泳ぎ!
6月8日(火),昼休みの全校集会でプール開きが行われました。
校長先生からは[安全に気を付け,目標をもってプールの学習に取り組みましょう。」というごあいさつ。
続いて体育委員が,プールの約束を発表しました。
○ とびこまない。 ○ シャワーをあびる。 ○ はしらない。
の3つでした。しっかり守って楽しい水泳学習にしてほしいと考えております。
続いて5時間目,6年生が一番風呂ならぬ一番プールに入りました。流れるプールを楽しんだり,けのびやバタ足などの基礎練習をしたりした後,最後は長い距離を泳ぎました。
授業研究第2弾!5年2組社会科
6月8日(月),5年2組で社会科の授業研究会が行われました。授業をしたのは,担任の大谷先生です。大谷先生は,新採用教員なので,勉強のために今年度は数回授業研究を行うことになります。授業研究とは,子どもたちがよりよく学ぶことができるようにするために授業を改善していくための,我々教員の研修の機会です。
さて,この日は,矢吹町を空撮した写真(平地・水田が多い)から発想を広げ,日本全体の地形について考える授業でした。初めに大谷先生が,地形は大きく分けると平地と山地の2種類に分けられることを説明しました。それをもとに地図で調べていくと以外にも日本は山地が多いことに気付きます。その割合は山地が73%,平地が25%。さらに,その山地・山脈が本州の中心をまるで背骨のように走っていることにも気付きました。子どもたちは,国土の様子をさらに詳しく調べていこうとする意欲を高めることができたようです。
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