こんなことがありました!

日誌

何と!校長先生による研究授業

 6月12日(金)校長先生が,6年生の道徳科の授業をしてくださいました。この日は「親切」について考える授業です。「すてきなおくりもの」というお話を使って授業をしてくださいました。それはこんなお話。

 主人公の女の子が,激しい雨の降る中,父の運転する車で山道を走っていると,ガソリンを切らして立ち往生しているバイクの青年を見つけます。見ず知らずの青年なので少し迷ったものの,そのお父さんは寒さにふるえる青年を見て車に招き入れます。事情を聴いたお父さんは,通りがかった見た目が怖そうなトラックの運転手さんに事情を話し,ガソリンを買ってきてくれないか頼んであげます。しばらくするとトラックの運転手さんがガソリンを買ってもどってきてくれました。運転手さんとお父さんにお礼がしたいとその青年は申し出ますが,お父さんはこう言います。

「そんなことはいいよ。今度君がこまっている人を見かけたら助けてあげるんだね。」

 授業前半では,「親切」について「困っている人を助けてあげること」と,漠然ととらえていた子どもたちでしたが,お父さん,女の子,トラックの運転手の3人の行為を比べていくうちに,誰が親切かが問題ではなく,それぞれが青年を思いやる心に突き動かされて,自分にできることを考え,行動に移していることに気付いていきます。つまり「何か自分にできることはないか」と相手を思いやることと,実際に行動に移すことこそが「思いやり・親切」だと考えることができました。みんな「親切」に対する見方や考え方が深まったようです。

授業研究会 2年国語「スイミー」

 6月18日(木),福島県教育庁県南教育事務所指導主事,加藤真理子先生を講師にお招きし,授業研究会が行われました。学校が再開して約3週間ですが,矢吹小学校の授業研究会はすでに4回目。今年の矢吹小学校,がんばっています。

 さて,この日は「スイミー」の授業。保護者の皆様にも,数年前に読んだ覚えのある方がいらっしゃることでしょう。仲間をまぐろに食べられて,悲しみに沈んだ主人公スイミーが,海の中のおもしろいものに出会って元気を取り戻していく場面の学習です。印象的だった子どもの発言を紹介します。

スイミーはね,にじ色のゼリーのようなクラゲを見たらクラゲになったつもりになって,水中ブルドーザーみたいないせえびを見たらいせえびになったつもりになって…,そうして色々なものを見ているうちにだんだん元気を取り戻したんだよ。

交番に行ってきたよ!~1年生校外学習~

 6月18日(木),1年生が矢吹交番と新町公園に行ってきました。交番では,おまわりさんに元気にごあいさつし,しっかりお話を聞くことができました。

 続いて新町公園へ。ブランコやすべり台などの遊具を使って,みんな仲良く,そして楽しく遊ぶことができました。

食の指導~3年生~

 6月10日(水),善郷小学校の学校栄養士,佐藤宏幸先生にお越しいただき,成長期に必要な栄養の取り方について,3学年で授業をしていただきました。今回のテーマは「朝食の大切さ」です。

 佐藤先生は,朝ごはんの働きの中の,大切な三つの役割を説明してくださいました。

① 体が目覚める。

② 脳が目覚める。

③ おなかが目覚める。

 次は朝ごはんの内容です。ごはんだけ,パンだけといった内容だと栄養が偏ってしまうので,赤,黄・緑の食品群をバランスよく,もりもり食べていれば,体力が高まり,学力も向上するそうです。

 この後子どもたちは,自分の朝食の見直しをしました。今後ますます食習慣が改善されることを期待しています。

第1回交通教室~5・6年の部~

 6月9日(火)に引き続き,10日(水)にも,矢吹小学校では交通教室が行われました。この日は5・6年生の出番です。9日の3・4年生は校庭に作られたコースで行いましたが,5・6年生は実際に道路を走ります。学校周辺のとても短いコースですが,子どもたちは少々緊張気味の様子。要所要所に立っていただいた矢吹交番の所員さんや交通教育専門員の皆さんに発進の仕方,停止の仕方,2段階右折の仕方などを指導していただきました。

 矢吹交番所員の皆様,交通教育専門員の4名の皆様,また,今回の交通教室のお世話や信号機の準備をしていただいたまちづくり推進課,生活安全係の皆様,本当にありがとうございました。