こんなことがありました

2023年5月の記事一覧

万歩計の活用(6年生)

 5月31日(水)の昼休みに、6年生の万歩計の活用状況について見に行ってみました。

 6年生には、5月24日(水)、ちょうど1週間前に万歩計を渡しました。

 本校では、3年前から期間限定で6年生や5年生に万歩計を配付し、学校での身体活動量を万歩計で計測しています。

 それは、平成30年3月に福島県教育委員会が発行した「ふくしまっ子児童期運動指針」の中に、「1日60分以上の身体活動を行えるようにしましょう」とあり、それを「見える化」するために、万歩計の活用を始めたわけです。

 万歩計は、学校に登校してから帰りの会まで万歩計を携行し、学校での身体活動を把握します。

 目標は、6000歩です。

 まずは、学校でどれくらい歩いているか把握し、目標の6000歩を意識して生活してもらいたいと思います。

ティーボール(5年生)

 5月31日(水)の4校時目に、5年生が体育で「ティーボール」を行っていました。

 5年生では、「フォースプレーゲーム」を採用し、守備側が先の塁に投げたり、走ってベースを踏んだりしてアウトを取っています。攻撃側は、アウトになるまで先の塁をねらって走っています。

 守備側としては、どの塁でアウトを取るか考えながらプレーしなくてはなりません。しかし、守備の子どもたちは、声を掛け合いながら楽しそうにプレーしていました。

 攻撃側も打ち方や打つ方向などアドバイスをしていました。

 2コート作成して行っているので、教師が全体を見ながら、子どもたちがセルフジャッジで試合を進めています。

 チーム同士、話し合いながら試合が進められ、互いに楽しめるように工夫していました。

体力テストに向けて

 5月31日(水)の2校時目の休み時間に、校舎内を見に行ってみると、体力テストに向けて様々な体験コーナーが設置されていました。

【握力】

【長座体前屈】

【立ち幅跳び】

 それぞれのコーナーに種目の解説やポイントが書かれたものが掲示されているだけでなく、記録を付箋に書いて貼るスペースもあり、自分や友だちの記録と比較しながら、繰り返しチャレンジしている子どもたちが多く見られました。

 来週には、ソフトバール投げのラインも校庭に引く予定です。

 体力テストに向けて、目標をしっかりと立てて臨んでいきましょう。

MTV(表彰・1年生紹介)

 5月31日(水)の朝の時間に、MTVを行いました。

 まずは、表彰を行いました。

〇第30回 郡山シティーマラソン大会 

 第28部 1.5km 小学女子5年 第8位

 見事8位に入賞、おめでとうございます。

 今後も、子どもたちが様々な大会に積極的に挑戦、活躍してほしいと思います。

 入賞した時には、学校のMTV等で表彰していきますので、楽しみにしていてください。

 次に、放送委員会が「1年生紹介」を行い、その様子をMTVで各教室に配信しました。

 その際、「1年生紹介」を動画で撮影しましたので、YouTubeの限定配信で紹介します。お楽しみに~~~

要請訪問(6年生)・リーディングDX事業

 5月26日(金)の5校時目に、福島県教育庁県南教育事務所 鈴木指導主事を講師としてお迎えし、6年生が算数の授業研究会を行いました。

 ちょうどこの日は、ICT支援員の勤務日だったことから、ICT支援員の方にも授業のサポートをしていただきました。

 また、リーディングDX事業を推進するために協力をしていただいている企業の方も2名、授業参観をしてくださいました。

 そんな中、担任から子どもたちに出された問題は、福島県で毎年行っている算数ジュニアオリンピックに以前出題された超難問でした。

  担任は、ニコニコしていますが、そう簡単に解ける問題ではありません。

 「ロイロノート」を使って問題が提示され、子どもたちが題意を理解し、学習が進んでいきました。

 提示された三角形の中にいくつ正三角形があるか考える問題でした。

 子どもたちは、「ロイロノート」を使って、正三角形に数字を書き込んだり、色分けをしたりしながら、工夫して数えていました。

 答えにたどり着いた子どもたちは、提出箱に提出していきます。

 提出されたものは、大型提示装置の画面に共有されていきます。

 自分の答えと違う答えが出てくると、教室の中で様々なつぶやきが聞こえてきました。すると、自分と異なる考えの画面をタブレットに映し出して考えたり、自分の考えを見直したりする子どもが出てきました。

 何も言わなくても、子どもたちは、動き出しました。

 一斉で確認し、2段の場合の正三角形の数は、5個という答えにたどり着きました。

 「次は、3段に挑戦」というように授業が進んでいきました。

 3段の答え合わせが終わると、担任から「10段では、いくつになる?」という発問が子どもたちに向けて出されました。

 さすがに子どもたちは、今までのように数えていく方法では難しく、時間がかかることに気づきます。

 そのとき、ある子どもから「仕組みが分かれば」という言葉が出されました。

 そこから子どもたちは、何か決まりがないか、仕組みがないか必死に考え出し、議論をはじめました。

 残念ながら、時間内に決まりや仕組みを見つけ出すことはできませんでしたが、最後まで集中し、問題を解決しようと積極的に先生や友達に関わる姿が見られました。

 まさに、主体的・対話的な学びでした。

 今回の授業で、タブレットを使わなかったとしたら、どのようになったでしょう。

 おそらく、子どもたちが作業できるように図形を描いた用紙をたくさん用意し、そのたびに配付していたかもしれません。また、色分けをするのに、たくさんの色のペンが必要になったかもしれません。

 それがタブレットを使うことによって、配付の手間や色分けのための手間を省くことができました。

 さらに、リアルタイムで問題解決の結果を大型提示装置で共有することで、子どもたちの思考が途切れることなく、授業が展開していきました。

 事後研究会では、鈴木指導主事より教師の問題の提示の仕方や、子どもたちの学習意欲とコミュニケーション力の高さについてお褒めの言葉をいただきました。

 課題として、決まりや仕組みを見つけ出すための工夫が必要だということをご指導していただきました。

 

 今回の授業では、タブレットを有効に活用することができ、本校の研究主題である「主体的・対話的で深い学びができる児童の育成」に迫るための方向性が示されたと思っています。

 次回の授業研究会に向けて、リーディングDX事業を活用しながら、研究を深めてまいります。次回の授業研究会が楽しみです。