第2学期終業式に臨む子どもたちのあいさつ、返事、姿勢、代表児童の作文発表、校歌斉唱、そのどれもが素晴らしく、大変うれしい気持ちになりました。8月からの大きな成長が実感できる終業式でした。
2学期の今日までのがんばりをほめ、子どもたちを常に思う先生方の気持ちについて話した後、冬休みに向けて2つの宿題を出しました。真剣なまなざしで話を聞いていた子どもたちは、命を絶対に落とさず、家族とたくさん関わりをもち、安全で安心な生活を送ってくれることでしょう。
今日は、おうちでもたくさんほめてあげてください。明日からは家庭中心の生活となりますが、年末年始の行事を通して、親子の絆を深める有意義な冬休みになりますよう、心より願っております。
どうぞよいお年をお迎えください。





ALT(外国語指導助手)のパトリック先生が、中畑小での最後の勤務を終えました。
いつも優しくて前向きなパトリック先生のことが、子どもたちは大好きでした。パトリック先生が授業に関わってくださったおかげで、子どもたちは英語がますます大好きになりました。
2学期間、本当にありがとうございました。お元気で…。



つくし学級の算数科の研究授業が行われました。
在籍児童は、1名。参観する先生方の数の方が多い状況でしたが、物怖じも緊張も全く見られず、担任の先生との普段と変わらぬ楽しい授業に、終始笑顔でねばり強く取り組んでいました。一対一の学習でも、先生に頼りすぎることなく、これまでに学習したことを基によく考え、自ら進んでたくさん話す姿に、とても感心しました。
4月からの中学校生活でのがんばりが期待できる、素晴らしい45分間でした。



一昨日、2年生を対象に、「いのちの教育」が行われました。
誰でもお腹の真ん中に当たり前のように「おへそ」がありますが、講師の先生から「今、どんなはたらきをしているの?」と質問されて、はっきりと答えられない子どもたち。課題意識が大きく高まったことで、先生の話をとてもよく聞き、スライドを食い入るように見ていました。
いのちの始まりは点のように小さなものですが、おへそを通してお母さんから空気や栄養をもらい、お腹の中でどんどん育って、赤ちゃんとしてこの世に生まれてきたこと。自分で息ができるようになったけれど、その他のことは何もできないので、家族にたくさんのお世話をしてもらって、立派な2年生になれたこと。食事も自分でできるようになっているので、「今、おへそは、何のはたらきもしていない」ということ。子どもたちは、最後まで真剣に学び、深い理解と納得を得たようでした。
今は何もしていないけれど、おへそは、みなさんを命がけで産んでくれたお母さんとつながっていたしるし。いつまでも大切にしていきましょうね。







1年生が、生活科の学習で、昔から伝わる伝承遊びに取り組みました。
講師としておいでくださったのは、人生の大先輩6名。用意していただいた遊びの種類の多さに、あれもこれもやりたくなる子どもたちですが、友達と交代しながら取り組んだり、できるようになるまで一つの遊びに取り組んだりと、それぞれの個性が見られました。
遊びに取り組む中で、子どもたちは、昔の子どもの知恵や工夫に感心し、手先の器用さにも驚いたようです。私は、ねばり強くこま回しに取り組み、初めて回せるようになった子どもに驚きました。
年末年始、ぜひご家庭でも楽しんでみてください。






全校朝の会の校長講話は、「素直」について、でした。
親や先生は、毎日いろいろなことを教えてくださいます。時には、強く指導されたり、叱られたりすることもあるでしょう。それは、みなさんのことをとても大切に思っているからです。どうでもいいと思っていたら、何も言ってはくれないでしょう。
そんな時、「はい」と素直に受け入れられる人と、「でも…」と言い訳や反抗をして受け入れられない人とがいます。素直な人は、誰からもかわいがられ、いろんな人から声をかけられ、自分が成長していくための貴重なアイテムをたくさんもらえるようになります。「素直である」ということは、心の中にものすごい「宝」を持っていることになるのです。
まずは、心に宝を持ちましょう。そして、決してお金では買うことのできない大事な宝を、いつまでもなくさないようにしましょうね。



子どもたちが下校した後、教職員による校内服務倫理委員会を開催しました。
第10回となる今回は、民間企業の方を講師に招き、「業務の効率化と情報セキュリティの向上について」というテーマで研修を行いました。情報セキュリティ強化にはペーパーレスが必要とのことであり、完全に実現するまでの道は険しいと思いましたが、そこに至るまでの過程で私たちができそうなことについて、たくさんのアイデアをいただきました。
改善や維持・継続のためのキーワードは、「5S」だそうです。不祥事防止への意識、働き方改革への意識を高め、なによりも子どもたちのために、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」をみんなで徹底し、中畑小学校をさらによりよい学校にしていきます。



今日は、ワックス塗布作業の日。
5校時終了後に、子どもたちが机やいす、棚などを全てろうかに出し、床の水ぶきを行う計画だったのですが、私が各教室を見に行くと、すでに作業は終わっており、空っぽの教室のピカピカの床だけが目に入ってきました。「床の光は心の光」と、真っ白い雑巾が真っ黒になるように掃除をし、「床が光れば光るほど自分の心も美しくなる」と教えていますが、それぞれの教室の床を見ただけで、子どもたちがどんな様子で雑巾がけをしたのか、容易に想像することができました。
子どもたちの下校後、今度は先生方がワックスを塗りました。床板が古く、ワックスをすぐに吸ってしまうので、二度塗りをしました。きれいな環境で子どもたちに生活させたいと、心をこめてていねいにワックスを塗る姿に、先生方の心の美しさを見ました。
子どもたちの心が、バトンのように先生方の心につながれ、床の輝きとなって表れています。





5年生の食育授業が行われました。
自分たちの朝食についての課題を見つけ、栄養バランスに気をつけて朝食を食べる方法を考える学習でした。子どもたちの中には朝食を食べていない人もいましたが、脳の働きをよくし、体温を上げ、腸に排便を促すという朝食の効果を知り、毎朝しっかり食べなくてはならないと意識を改めていたようです。
学校での毎日の学びを充実させ、将来、健康で楽しい人生を送るためにも、よい生活習慣を身につけていきましょうね。



次年度に向けて、鼓笛のオーディションが始まりました。
結果には必ず原因があり、普段からよい行いや努力をしていればよい報いがあり、そうでなければよくない報いがあります。鼓笛のオーディションですから、当然鼓笛のパートに関する演奏や動きを見られるわけですが、「一事が万事」なので、どうしても普段の姿勢や態度が出てしまうものです。つまり、鼓笛だけ、〇〇だけ、がんばろうとしても、なかなかうまくいかないということです。
私たち教職員には、がんばっている子は全員合格させてあげたい、という思いがあります。しかし、パートごとに人数が決まっていますので、深く悩みながら、時には心を痛めながら、不合格も通知しなくてはなりません。
でも、世の中はそういうものです。学校だけを特別な場所にするのではなく、学校では子どもたちに「大人になるための勉強」をしっかりさせていきたいと思っています。



