10月31日(金)に,4年生が郡山方面へ学習旅行に出かけました。
午前中は,郡山駅前のビッグアイの中にある「スペースパーク(郡山ふれあい科学館)」を訪問し,様々な体験をしてきました。子どもたちは月と同じ重力でジャンプをしたり,回転をしたりする体験活動を行い,普段生活している地球と宇宙空間との違いを実感していました。展示やプラネタリウムの見学では,理科の授業で学習した星の名前を積極的に発言する姿や,新しい発見に目を輝かせる姿が見られました。
昼食は,開成山公園に移動して,公園の芝生の広場でお弁当を食べました。お弁当を食べた後は,広い公園でのびのびと遊びました。初めて見る遊具に興味津々の子どもたちでした。
午後は,安積疏水土地改良区に移動して,安積疏水について学習してきました。安積疏水は多くの人の力によって完成し,現在も管理している方々がいらっしゃることがわかりました。自分で調べただけではわからなかったことを学んだ子どもたちは,一生懸命メモをとっていました。


10月30日(木)には,3年生が4~6年生のクラブ活動の様子を見学しました。
今年度最後のクラブ活動の日で,3年生が「どんなクラブがあって,どんな活動をしているのか」を見学し,来年度に向けての興味・関心・意欲を高める授業です。
今年度は4つのクラブが編成され,それぞれに活動をしてきました。今回は,シーズンスポーツクラブは体育館で「風船バレーボール」に,科学クラブは「酸性・アルカリ性の性質を利用した液体の色の変化と手作り駄菓子」に,家庭科クラブは「チョコレートフォンデュ」に,IT・イラストクラブは「イラストを描いたプラ板づくり」にそれぞれ取り組み,3年生も一緒に活動して楽しみました。
さあ,来年度はどんなクラブ活動になるのか,3年生はどんな活動を希望するのか,今から楽しみです。
◇ シーズンスポーツクラブ
◇ 科学クラブ
◇ 家庭科クラブ
◇ IT・イラストクラブ
10月30日(木)の昼休みに,図書委員会の児童8名が三神幼稚園を訪問し,園児を相手に読み聞かせをしました。
図書委員会の児童は,これまでに休み時間や家庭学習の時間を活用して,読み聞かせの練習をしてきました。子どもたちは,絵本や紙芝居を持参し,これまでの練習の成果を発揮して,ゆっくり聞きやすいスピードやはっきりした言葉,声の強弱やトーンを変えるなどの工夫をして,上手に読み聞かせをしていました。年中園児を担当した子どもたちは,最後に歌の発表までして,園児を喜ばせていました。
幼稚園の園児たちも,あいさつを上手にして最後まで静かに聴くことができていて,素晴らしい鑑賞態度でした。
別れ際には,園長先生や各教室の担任の先生方,園児たちから,「上手だったよ!」「楽しかったよ!」「また来てね!」と声を掛けられ,図書委員会の子どもたちは満足気な表情で学校に戻りました。
10月30日(木)の朝の時間に,1・2年生がパンジーやビオラの苗植えをしました。
1・2年生は,アサガオやミニトマトを育てたときに使った自分の青い植木鉢にそれぞれが土を入れてもらい,苗を植えました。これから,水やりなどのお世話をして,花たちが元気に育ち,来年の卒業式や入学式の時期にたくさん花を咲かせてくれることを願っています。
10月28日(火)には,社会科「店ではたらく人」の学習で,ヨークベニマル矢吹店に見学学習に出かけました。
最初に,店内の売り場を案内していただきました。普段食べている食品がどの県や国から届いているのかを確認しました。その後できるだけ食品トレイを使わないエコ包装でごみ削減に努めていることや,使用済みトレイの回収を行っていることなどを教えていただきました。また,パンやお惣菜を店内で作っていることや,買い物がしやすく分かりやすい売り場づくりの工夫についても教えていただきました。
次に,バックヤードを案内していただきました。トラックから荷物を下ろして納入するための自動ドアや,搬入しやすいようにせり上がる床を見て,子どもたちは驚いていました。実際に魚や肉を切ってパック詰めする様子も見学し,大きなかたまり肉を見て歓声を上げる姿も見られました。冷凍庫の中にも入らせていただき,大興奮の子どもたちでした。
最後に,お買い物体験をしました。500円以内に収まるように計算しながら,思い思いの品物を選びました。セルフレジを初めて使う児童も多く,「使い方が分かったよ!」とうれしそうに報告してくれました。
今回の見学を通して,たくさんの人が協力してお店を支えていることや,私たちの食卓に並ぶまでに多くの工夫や努力があることを学びました。これからの生活の中でも,働く人への感謝の気持ちを大切にしてほしいと思います。
10月29日(水)に,これまでもお世話になりました田家栄養教諭を講師に迎えて,3年生が「よくかんで食べること」についての食育授業を行いました。
はじめに,子どもたちは普段の給食の食べ方を振り返りながら,「一口で何回くらいかんでいるかな?」という問いに向き合いました。自分の食べ方を思い出しながら,「あまりかんでいないかも」「すぐ飲みこんじゃうことがある」といった声も聞かれました。
次に,実際に豆を使った“かむ実験”を行いました。まず5回だけかんだとき,次に20回かんだときの違いを体験し,形の変化や味の感じ方,飲み込みやすさなどを比べました。子どもたちからは,「20回かむと甘くなった!」「やわらかくなって飲みやすい」などの気付きがたくさん出てきました。実際に体験することで,かむことの大切さを実感できたようです。
その後,栄養教諭の先生から,かむことの良さを「ひみこのはがいーぜ」の頭文字でわかりやすく教えていただきました。子どもたちは「そんなにたくさん良いことがあるんだ!」と驚いた様子でした。
最後に,ワークシートに「今日から実行する目標」を書き,一人ずつ発表しました。「かむ回数を意識して食べる」「姿勢をよくして食べる」など,それぞれが自分の生活の中でできる目標を立てることができました。
今回の授業を通して,子どもたちは「かむ」ことの大切さを体で感じ取り,これからの食生活をより意識していこうという気持ちをもつことができました。今後は,1週間かけて目標の実践を行い,チェックシートで振り返ります。終了後には,保護者の皆さまにもコメントをいただく予定です。ご協力よろしくお願いいたします。
10月29日(水)の午前中,6年生が矢吹町複合施設KOKOTTOの和室において茶道体験でお茶会を行いました。
今回のお茶会では,矢吹町諸流茶道連合会代表の大岩惠子さんをはじめ4名の方々を講師に迎え,会員の方総勢7名の方に協力していただいてお茶会を行いました。
お茶会は,茶室への入り方から始まり,座礼の仕方,茶室の造りと床の間の掛物・花・香合などの拝見の仕方,茶器などについて説明を聞き,細かく指導を受けました。今回の掛け軸には「和敬清寂」という漢語が書かれていて,「人と和やかに相手を敬いながら接し,心を清らかに静かに保つ」ことが大切であることを学びました。
その後,実際にお茶をいただく段階になり,お茶の前にお菓子がふるまわれました。子どもたちは,説明を聞きながらお菓子を手に取り食べますが,緊張していたせいか,一口大より大きく切り分けたり,お菓子が手元から落としてしまったりする子どもたちもいました。そして,お茶が目の前に置かれ,茶碗の持ち方や飲み方を教えていただくころには,大分雰囲気に慣れて上手にできるようになりました。飲み終えた後の茶碗の図柄や歌(和歌など)等の鑑賞についても教えていただきました。
後半は,3つのグループに分かれてお茶の点て方の体験をしました。茶器の一つ一つについて扱い方を教えていただき,一人ひとりお茶を点てて先ずは自分で飲み,その後お互いに点て合って飲みました。
講師の先生からは,室町時代にさかのぼったお話なども交えて教えていただき,6年生の子どもたちは歴史の学習で学んだことを振り返りながら体験することができました。5年生の時の体験とは違い,普段の生活とは少し別の世界での「お茶会」を体験し,心も体もシャキッとしたような6年生の姿がありました。
10月31日のハロウィンを前に,学校でもハロウィンを楽しむ「ハロウィンかくれんぼ」を,児童会運営委員会の子どもたちが企画し,開催してくれました。
10月28日(火)の昼休み,体育館に集まった全校児童に2人の怪人(米倉先生と味戸先生)から指令が伝えられました。「運営委員の子どもたちを誘拐した。子どもたちを返してほしければ,学校内に隠した全員を見つけださなければならない。」
ハロウィンの格好をした子どもたちは校長室や職員室,保健室,各教室など,特定の場所以外に隠れることになり,体育館から散り散りに出て行き隠れました。隠れ終えたころを見計らって怪人より,探しに出てよいとの許可があり,運営委員会以外の児童は縦割り班ごとに仮装した子どもたちを探していきました。北校舎のホールや図工室,家庭科室,理科室,食堂など,隠れられそうな場所を次々と捜索し,仮装した子どもたちを全員見つけ出し,体育館に戻りました。運営委員会の子どもたち全員が見つかったことを確認した怪人達は,潔く約束を守って,子どもたちを元に戻し,去っていきました。
今年も,運営委員会の子どもたちのアイデアにより,楽しいハロウィン・イベントを行うことができました。全校児童に楽しい時間を作ってくれた運営委員会の子どもたちに感謝します。ありがとうございました。
4年生から6年生が9月26日(金)に実施しました震災講話の際に,講師の語り部:石塚洋悦さんから「『未来へのメッセージ』に取り組みませんか。」とお話を受け,6年生の子どもたちが黄色いハンカチに「未来へのメッセージ」を書き,いわき震災伝承みらい館に送りました。
この「未来へのメッセージ」の事業は,いわき震災伝承みらい館のいわき語り部の会の皆さんの主催で,「黄色いハンカチに『追悼・鎮魂・復興への思い』を書いてみよう!!」という取り組みです。東日本大震災と津波,そして福島県は震災・津波による原発事故という大きな災害を受けたことを風化させることなく,次の世代に語り継ぎ,記憶をつないでいこうというものです。子どもたちが製作した「未来へのメッセージ」の黄色いハンカチは,いわき震災伝承みらい館に掲示され,イベント等で披露される予定です。いわき市にお出かけの際に興味がありましたら,いわき震災伝承みらい館にも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。


10月23日(木)には,5年生がいわき方面へ学習旅行に出かけました。
午前中は,日産自動車いわき工場を見学しました。いわき工場では,最新の自動車の安全技術やエンジン・モーターの性能などについて話を聞いたり工場内を見学したりしました。工場内では,最新のロボットの作業や安全技術を見たり,エンジン組み立ての作業の一部を体験したりすることができました。社会科の自動車を作る工業の学習に関連付けた見学ができました。
昼食のお弁当は,アクアマリンふくしまに移動して,屋外ビーチで食べました。天気は良かったのですが,少し風が冷たく,日陰の場所であったため,寒かったようでした。
アクアマリンふくしまでは,班ごとに見学をしました。海水や淡水の水生生物や古代生物などの展示物を観察したり,昔の生活の様子の展示物を見たり,水生生物に触れたりして楽しみました。見学の後は,お小遣いを計画的に使って買い物をしました。家族へのお土産を買ったり,自分の買いたいものを中心に買ったり,それぞれに買い物を楽しみました。
社会科や理科の学習の見聞を深めたり,ともだちと楽しい思い出をつくったりと,有意義な学習旅行になりました。

