よくかんで食べるとどんないいことがあるのかな?・・・【3年生:食育授業】
2025年10月30日 16時09分10月29日(水)に,これまでもお世話になりました田家栄養教諭を講師に迎えて,3年生が「よくかんで食べること」についての食育授業を行いました。
はじめに,子どもたちは普段の給食の食べ方を振り返りながら,「一口で何回くらいかんでいるかな?」という問いに向き合いました。自分の食べ方を思い出しながら,「あまりかんでいないかも」「すぐ飲みこんじゃうことがある」といった声も聞かれました。
次に,実際に豆を使った“かむ実験”を行いました。まず5回だけかんだとき,次に20回かんだときの違いを体験し,形の変化や味の感じ方,飲み込みやすさなどを比べました。子どもたちからは,「20回かむと甘くなった!」「やわらかくなって飲みやすい」などの気付きがたくさん出てきました。実際に体験することで,かむことの大切さを実感できたようです。
その後,栄養教諭の先生から,かむことの良さを「ひみこのはがいーぜ」の頭文字でわかりやすく教えていただきました。子どもたちは「そんなにたくさん良いことがあるんだ!」と驚いた様子でした。
最後に,ワークシートに「今日から実行する目標」を書き,一人ずつ発表しました。「かむ回数を意識して食べる」「姿勢をよくして食べる」など,それぞれが自分の生活の中でできる目標を立てることができました。
今回の授業を通して,子どもたちは「かむ」ことの大切さを体で感じ取り,これからの食生活をより意識していこうという気持ちをもつことができました。今後は,1週間かけて目標の実践を行い,チェックシートで振り返ります。終了後には,保護者の皆さまにもコメントをいただく予定です。ご協力よろしくお願いいたします。