10月1日(水)に,元助産師の吉岡利恵さんを講師に迎えて,1年生が命の授業を受けました。
1年生の授業は,「たいせつな からだ」というテーマでした。男の子と女の子の体の違いについて学習しました。赤ちゃんの人形を抱っこしたり,心臓の音を聞き合ったり,普段はできない体験に子どもたちも興味津々でした。
体の仕組みやプライベートゾーンについて,ペープサートをもとに分かりやすくお話をいただきました。「なんで違うの?」「なんで○○があるの?」と,子どもたちは,疑問に思ったことを質問しながら真剣に話を聞いていました。プライベートゾーンを触られた時は,「いやだ」「やめて」「助けて」と声を出し逃げること,自分の気持ちを大切にすることなど,自分の体を守るために大切なことも教えていただきました。
最後に,一人ひとりが体を大切にし,元気に楽しく生活していくことを約束して,授業を終わりました。
9月30日(火)には,1・2年生が学習旅行で那須どうぶつ王国へ出かけました。天候にも恵まれ,動物との触れ合いを通して,那須の大自然を満喫してきました。
1・2年生の子どもたちは6つのグループに分かれて,それぞれの興味・関心をもとに班長さんと副班長さんが中心となって見学ルートを考え,仲良く楽しく見学できました。
子どもたちはお小遣いを確認しながら,エサをあげたい動物を自分で考えてエサやりを行いました。「ぼくのエサ,もう食べたられちゃったよ」「こっちのヒツジにもエサをあげたいな」とカピバラやヒツジのエサやりを楽しみました。また,「すごいふわふわで,気持ちいいね」「かわいい~」など,ウサギやイヌ,ネコとの触れ合いも行い満足そうでした。
今年度は好天だったため,昨年度は見ることのできなかった「バードショー」も見ることができ,楽しい思い出がたくさんできた学習旅行になりました。
ご家族の皆様には朝早くからお弁当作りや荷物の準備等をしていただき,ありがとうございました。


9月30日(火)には,5年生が算数科「倍数と約数」の学習で,倍数について学びました。
5年生がランダムに選んだ数字を,きまりの「ある」グループと「ない」グループに分け,そのきまりを数字から考える学習でした。様々な数字を担任の後藤先生が2つのグループに分けました。途中,子どもたちの予想を聞きながら分けると,そのきまりの意味に気付く子どもたちが出てきて,最終的には、全員が3で割ったとき割り切れる(あまりの出ない)数と3で割り切れない(あまりの出る)数という分け方の仕組み(きまり)に気付くことができ,学習の最後に「3で割り切れる数の集まり」を「3の倍数」ということを学習しました。
次の時間からは,2つ以上の数の倍数の「共通した倍数=公倍数」や「約数と公約数」について学習していきます。
9月29日(月)には,5年生がミシン縫い学習でエプロンの製作を行いました。その際,毎年お世話になっています「ソーイングママ」9名の皆さんに支援していただきました。
ミシンの上糸のかけ方や下糸のボビンのセットの仕方など基本的なミシンの準備から,エプロンの布の下準備(アイロンで折り目をつける,待ち針で布を留めるなど)まで丁寧に教えてくださいました。ミシンを使えない間も一人ひとりの作業の様子を見てくださり,子どもたちがエプロンをきれいに仕上げられるように修正してくださったり,ポケットのつけ方やその他の装飾の仕方なども丁寧に教えてくださいました。お陰で,5年生の子どもたちは,最後まで上手にミシンを使って,自分の力でエプロンを作り終えることができました。
9名のソーイングママの皆さんに感謝です。ありがとうございました。
9月29日(月)の2校時目に,5・6年生は学力調査のCBT(ComputerーBased Testing)化移行に向けた試行調査を実施しました。昨年度も現在の6年生が実施しましたが,コンピュータ(タブレット端末)を使った学力調査に向けた事前の練習課題のような調査です。
5・6年生の子どもたちは,担任の先生や支援員,ICT支援員の先生方に補助していただきながら,試行調査に回答していました。子どもたちは,話を真剣に聞き,集中して取り組むことができ,スムーズに進めることができました。
ちなみに,令和8年度は「ふくしま学力調査」がCBTで実施されます。
9月26日(金)の午後に,4年生から6年生は,講師を迎えて東日本大震災と原発事故という大きな被害を受けた福島県について考えました。講師は,いわき震災伝承みらい館のいわき語り部の会・石塚洋悦さんで,いわき市で中学校の教員をしていた方でした。
前半は,東日本大震災で地震と津波という二重に被災したいわき市の状況について,石塚さん自身の体験とみらい館に残された映像をもとに説明を受けました。地震の発生時の音や揺れの映像から津波が押し寄せ,様々な物を押し流した後に波の引く様子の映像には,子どもたちも言葉を無くして見入っていました。石塚さんの被災した後の教員としての対応のお話には,その大変さや悩む様子に頷く子どもたちがたくさんいました。
後半は,福島第一原子力発電所と第二原子力発電所についての説明に始まり,事故の正しい事実(原子炉ではなくそれを覆う建物内の空気の爆発)についての説明と福島県以外でも起こる様々な災害へ備えることの重要さについて教えていただきました。
最後の振り返りでは,6年生の代表の子どもたちが,自分ができる大切なことは何かを考え発表しました。
9月26日(金)の6年生は,理科の「大地のつくり」の学習をしました。
バケツに砂や土,水を入れてかき混ぜ,どろどろになったものを雨どいより少し太めの透明の筒に入れて,沈殿する様子を観察するという実験でした。水の流れる力で砂や土,粘土などが押し流され堆積することで大地を形成する過程で地層ができることを確かめる実験でした。6年生の子どもたちは、筒の中の砂や土の動きを見たり,静かに沈殿して層ができる様子を観察し,実際の地層の様子と同じものができ,大地のつくりについて理解を深めたようでした。また,子どもたちの中には,きれいな層ができたことに感動する子もいました。
5・6年生は,一部教科担任制をとっており,6年生の理科は教頭先生が指導を担当しています。
9月26日(金)には,1年生が国語科で「くじらぐも」の学習をしました。「くじらぐも」の一つ場面,1年生の子どもたちがジャンプをしてくじらぐもに飛び乗る場面です。
「天までとどけ,一,二,三」と唱えてジャンプします。1・2回目では飛び乗れません。3回目に風が吹いて飛び乗ることができます。この3回の「天までとどけ,一,二,三」の読み方をどのようにすると子どもたちの気持ちが伝わるのかを考えて音読する学習です。1年生の子どもたちは動作を加えて,だんだん大きく,「一,二,三」は間を取って,最後を伸ばしてなど,たくさんの工夫を出しあって,最後にみんなで音読をしました。ジャンプをする動作をしているときは,本当にくじらぐもに乗れるのでは!と思えるほど迫真の演技で楽しそうに読んでいました。
この後も,楽しく,「くじらぐも」を学習できるといいなあと思いました。
9月25日(木)の業間の時間に,マラソンタイムが始まりました。
マラソンタイムは,11月12日(水)に開催する持久走記録会に向けた体力向上のための業間運動です。2校時の学習を終えた子どもたちは,下校庭に出て下学年と上学年に分かれてそれぞれのコースを周回します。体育部の先生方が音楽をかけて気持ちを盛り上げ,担任の先生方も一緒に走りながら,子どもたちを励ましてサポートします。
学校の様々な行事や活動,天候等により,定期的にマラソンタイムを設定する事が難しい状況ですが,走ることのできるときは精一杯取り組むようにして,体力・走力を向上させ,持久走記録会で自己ベストが出せるように支援して参ります。
9月24日(水)には,3年生が「野口英世記念館」の学芸員補の山本えりかさんを講師に迎えて,出前授業を受けました。
3年生は,10月3日(金)に猪苗代方面への学習旅行に出かける前の事前学習として,今回の出前授業を受けました。3年生の子どもたちは,「野口英世記念館」での見学を通して出来事や関わった人々などの情報をもとに野口英雄の生涯を知ること,野口英世の考え方やその生き方がどのように受け継がれているかを知ることができるという説明を受けました。子どもたちは真剣に話を聞き,10月の学習旅行への興味・関心を高めている姿が見られました。