東日本大震災も原発事故も忘れず,福島県の出来事として語り継いでいこう:震災講話(4~6年生)
2025年9月26日 16時48分9月26日(金)の午後に,4年生から6年生は,講師を迎えて東日本大震災と原発事故という大きな被害を受けた福島県について考えました。講師は,いわき震災伝承みらい館のいわき語り部の会・石塚洋悦さんで,いわき市で中学校の教員をしていた方でした。
前半は,東日本大震災で地震と津波という二重に被災したいわき市の状況について,石塚さん自身の体験とみらい館に残された映像をもとに説明を受けました。地震の発生時の音や揺れの映像から津波が押し寄せ,様々な物を押し流した後に波の引く様子の映像には,子どもたちも言葉を無くして見入っていました。石塚さんの被災した後の教員としての対応のお話には,その大変さや悩む様子に頷く子どもたちがたくさんいました。
後半は,福島第一原子力発電所と第二原子力発電所についての説明に始まり,事故の正しい事実(原子炉ではなくそれを覆う建物内の空気の爆発)についての説明と福島県以外でも起こる様々な災害へ備えることの重要さについて教えていただきました。
最後の振り返りでは,6年生の代表の子どもたちが,自分ができる大切なことは何かを考え発表しました。