10月3日(金)には,6年生が道徳科「本当にだいじょうぶ?」の学習をしました。
両親を説得し,新しいスマートフォンを手にした美奈でしたが,スマートフォンを使う時間が長くなり,連絡をメールで済ませることも多くなり,次第にスマートフォン一色の生活になっていきます。そんな時,美奈は母親から注意を受けますが,「やることはやっているから大丈夫!」と注意を受け入れられません。親友の由紀に母親から言われたことを話すと,由紀からは「人と直接話すことや使う時間を自分で決めている」ことを聞きます。その日,美奈は家に帰るとまた母親に小言を言われます。美奈は,由紀から言われたことや母親との関係が気になり(わたし,本当にだいじょうぶなのかしら?)と不安になるお話です。
6年生の子どもたちは,美奈の「弱い心」を考えることを通して,自分に置き換え,自分の「弱い心」をどのようにコントロールすればよりよく生活していけるのかを考えました。
10月1日(水)には,4年生が算数科「倍の見方」の学習をしました。
4年生の子どもたちは,提示された問題から15mは3mの何倍かを求めることを理解し,15÷3=5と計算し,5倍と答えを出しました。そこで,その5倍とはどういうことなのかを考えました。タブレットでテープ図を使って考えたり,ノートに数直線を書いて考えたりしました。はじめに個人学習で解決した後,グループで考え方を比べ合い,最後に全体で共有し,解決したことをまとめました。「3mをもとにしたときに,15mは3mが5つ分にあたる」という意味をまとめて終わりました。5年生の「割合」につながる大切な学習でした。
10月2日(木)の給食終了後,代表委員会の子どもたちが,学校生活をより良くしようと全校児童の前に立って「ぽかぽか言葉を使おう」キャンペーンの説明会を開きました。代表委員会の子どもたちと担当の米倉先生が,小学校の廊下を歩行中に起こった子どもたちの言い争いの中で乱れた言葉遣いがされ,そこを通りかかった別の子どもたちが相手が笑顔になる言葉(ぽかぽか言葉)を使って仲良くさせようとする,ぽかぽか言葉で良好な人間関係を作ろうという呼びかけ劇の発表でした。劇の発表の後には,全校の児童の中から,感想や気付いたことなどの発表があり,ぽかぽか言葉を使おうという意識の高まりが感じられました。
今年度の道徳教育推進校ということも考えて,夏休み明けの子どもたちの言葉遣いの乱れに気付き,何か取組をしようと代表委員会の子どもたちが協議を重ね,今回の全校児童へ呼びかける実践となりました。子どもたち自身から自分達の生活を振り返って改善しようという取り組みが計画され,実践されることは,素晴らしいことだと思います。道徳教育推進地区別協議会の公開授業研究会に向けて,子どもたちも道徳性の高まった姿を見せようと張り切っています。ご家庭でも,「ぽかぽか言葉の推奨」にご協力をお願いいたします。
10月1日(火)に,郡山市の菊池医院の保健師・助産師:宗形初枝さんを講師に迎え,5年生が命の授業を受けました。
5年生は,「思春期の心と体」というテーマで,卵子と精子に始まり,受精卵の成長,出産,そして第二次性徴・思春期までの学習をしました。自分は親や祖父母から命がつながっていること,自分が生まれる際には様々なエピソードがあるという話を聞き,子どもたちは,生命の尊さや命が生まれる奇跡について考えることができました。
また,生物学的な性と心で感じる性の違いについても話があり,一人ひとりの気持ちや感じ方,捉え方にも違いがあることを学びました。
最後に,みんなの心がぽかぽかするためのポイントを押さえ,隣の席の友達に良いところを伝える活動をしました。子どもたちからは,言った方も言われた方も気持ちよくぽかぽかするという感想が挙がりました。
これらを通して5年生の子どもたちは,「人間は幸せな気持ちになることで自分のことも相手のことも大切に思えるようになり,生きること(命を大切にすること)につながる」ことを学びました。
宗形先生は子どもたちに,「自分が生まれたときのことをお家の人に聞いてごらん。きっとたくさん教えてくれるよ。」とおっしゃっていました。是非,ご家庭でも,お子さんが生まれたときのことについて,お話してみてください。
10月1日(水)に,郡山市の菊池医院の助産師:新井田佳奈さんを講師に迎えて,3年生が命の授業を受けました。
3年生の授業は,「わたしの誕生」というテーマで命の大切さについて学習しました。
3年生の子どもたちは,自分が生まれた時のエピソードや家族の思いを家族の方に手紙で書いてもらい,自分の誕生が家族に喜ばれていることを実感し,講師の先生の経験談を聞きながら,命の大切さを改めて考えました。その後,画用紙と大豆で作られたキットを使い,命の始まりの大きさを確かめました。子どもたちはその小ささに驚き,命の尊さをより強く感じていました。そして,赤ちゃんがお母さんのおなかの中でどのように育っていくのかを知り,自分が生まれてくるまでに,いくつもの奇跡が重なって,今につながっていることが分かりました。
最後に,誕生後すぐの赤ちゃんと同じサイズ(身長・体重など)の人形を抱き,命の重さを身体で感じ取りました。
10月1日(水)に,元助産師の吉岡利恵さんを講師に迎えて,1年生が命の授業を受けました。
1年生の授業は,「たいせつな からだ」というテーマでした。男の子と女の子の体の違いについて学習しました。赤ちゃんの人形を抱っこしたり,心臓の音を聞き合ったり,普段はできない体験に子どもたちも興味津々でした。
体の仕組みやプライベートゾーンについて,ペープサートをもとに分かりやすくお話をいただきました。「なんで違うの?」「なんで○○があるの?」と,子どもたちは,疑問に思ったことを質問しながら真剣に話を聞いていました。プライベートゾーンを触られた時は,「いやだ」「やめて」「助けて」と声を出し逃げること,自分の気持ちを大切にすることなど,自分の体を守るために大切なことも教えていただきました。
最後に,一人ひとりが体を大切にし,元気に楽しく生活していくことを約束して,授業を終わりました。
9月30日(火)には,1・2年生が学習旅行で那須どうぶつ王国へ出かけました。天候にも恵まれ,動物との触れ合いを通して,那須の大自然を満喫してきました。
1・2年生の子どもたちは6つのグループに分かれて,それぞれの興味・関心をもとに班長さんと副班長さんが中心となって見学ルートを考え,仲良く楽しく見学できました。
子どもたちはお小遣いを確認しながら,エサをあげたい動物を自分で考えてエサやりを行いました。「ぼくのエサ,もう食べたられちゃったよ」「こっちのヒツジにもエサをあげたいな」とカピバラやヒツジのエサやりを楽しみました。また,「すごいふわふわで,気持ちいいね」「かわいい~」など,ウサギやイヌ,ネコとの触れ合いも行い満足そうでした。
今年度は好天だったため,昨年度は見ることのできなかった「バードショー」も見ることができ,楽しい思い出がたくさんできた学習旅行になりました。
ご家族の皆様には朝早くからお弁当作りや荷物の準備等をしていただき,ありがとうございました。


9月30日(火)には,5年生が算数科「倍数と約数」の学習で,倍数について学びました。
5年生がランダムに選んだ数字を,きまりの「ある」グループと「ない」グループに分け,そのきまりを数字から考える学習でした。様々な数字を担任の後藤先生が2つのグループに分けました。途中,子どもたちの予想を聞きながら分けると,そのきまりの意味に気付く子どもたちが出てきて,最終的には、全員が3で割ったとき割り切れる(あまりの出ない)数と3で割り切れない(あまりの出る)数という分け方の仕組み(きまり)に気付くことができ,学習の最後に「3で割り切れる数の集まり」を「3の倍数」ということを学習しました。
次の時間からは,2つ以上の数の倍数の「共通した倍数=公倍数」や「約数と公約数」について学習していきます。
9月29日(月)には,5年生がミシン縫い学習でエプロンの製作を行いました。その際,毎年お世話になっています「ソーイングママ」9名の皆さんに支援していただきました。
ミシンの上糸のかけ方や下糸のボビンのセットの仕方など基本的なミシンの準備から,エプロンの布の下準備(アイロンで折り目をつける,待ち針で布を留めるなど)まで丁寧に教えてくださいました。ミシンを使えない間も一人ひとりの作業の様子を見てくださり,子どもたちがエプロンをきれいに仕上げられるように修正してくださったり,ポケットのつけ方やその他の装飾の仕方なども丁寧に教えてくださいました。お陰で,5年生の子どもたちは,最後まで上手にミシンを使って,自分の力でエプロンを作り終えることができました。
9名のソーイングママの皆さんに感謝です。ありがとうございました。
9月29日(月)の2校時目に,5・6年生は学力調査のCBT(ComputerーBased Testing)化移行に向けた試行調査を実施しました。昨年度も現在の6年生が実施しましたが,コンピュータ(タブレット端末)を使った学力調査に向けた事前の練習課題のような調査です。
5・6年生の子どもたちは,担任の先生や支援員,ICT支援員の先生方に補助していただきながら,試行調査に回答していました。子どもたちは,話を真剣に聞き,集中して取り組むことができ,スムーズに進めることができました。
ちなみに,令和8年度は「ふくしま学力調査」がCBTで実施されます。