12月4日(木)には,3年生と5年生がそれぞれに,手話について学習しました。
手話について教えてくださったのは,一般社団法人福島県聴覚障害者協会に所属する矢吹町在住で聴覚に障害があり手話を主として会話をしている小林弘子さんと手話を理解し通訳者として活動している筒井貴子さんです。
3年生は,手話に関する基礎知識(なぜ手話が必要なのかなど)を教えていただいた後,実際に自己紹介の仕方や学校の教科,数字などをどのように手話で表すのかを学習しました。最後に,指文字(五十音を指でどのように表すのか)を習いました。
5年生は,手話に関する基礎知識を学んだ後,自己紹介の仕方と指文字を使って一人ひとりの名前の伝え方を教えていただき,お互いに自己紹介をしました。最後に,基本的なあいさつの仕方を教えていただいて終了しました。
3年生も5年生も,手話によるコミュニケーションの大切さや楽しさを味わいながら学習できました。今年はデフリンピックが日本で開催されましたので,今後手話に興味を持ったり,聴覚障害に関わる活動に興味を持つ子が出てきてくれることを期待します。
〇 3年生の学習の様子
〇 5年生の学習の様子
12月3日(水)に,3年生が矢吹消防署を見学してきました。
3年生の子どもたちは,社会科「火事からくらしを守る」の学習の一環で,消防署見学をしました。事前の調べ学習から質問事項を考え,準備万端で出かけました。
消防署では,3年生の子どもたちは元気にあいさつをして,はじめに消防署の働きの映像を見て,消防署内の見学をしました。その後,消防士の着る防火服を着る体験をしたり,消防車や救急車の説明を受けて車を観察したり,放水訓練の様子を見せてもらったりしました。最後に見学をして疑問に思ったことについて質問もでき,充実した活動になりました。子どもたちの準備していた質問については事前にお知らせしておいたため,回答をプリントにまとめて配付してくださいました。
3年生の子どもたちの中には消防士になりたいと考えている子もいて,学校に戻ってくると「楽しかった。」「もっと詳しくいろいろなことを聞きたかった。」「新しい発見があった。」などの話もあり,有意義な時間を過ごすことができたようでした。
12月2日(火)に,2年生が矢吹町の図書館見学に出かけました。
2年生の子どもたちは,はじめに図書館のある建物(KOKOTTO)の施設を見学し,説明を受けました。建物の外側から本を返すことのできる「図書返却ポスト」や移動図書館「よむよむ」のバスの車庫などを興味深く見て回りました。
施設の見学の後は,町図書館に移動し,コンピュータによる本の貸し出しの仕組みや各スペースの説明を受けました。 矢吹子ども読書100選のお話を聞いた後は,待ちに待った自分の読みたい本選びでした。学校の図書館とは比べられないほどの沢山の本があり,選ぶのも迷って大変でした。それでも何とか自分の読みたい本が決まり,借りる手続きをして,見学を終えました。
図書館内は,クリスマスの飾りつけがしてあり,きれいで楽しい雰囲気でした。
町図書館の皆さん,ありがとうございました。
12月3日(水)に,5年生が保健体育科の学習で「心の健康」について学習しました。今回は,三神小学校のスクールカウンセラーとして赴任している中島蒼先生に講師をお願いして行いました。
5年生の子どもたちは,自分の心の状態を知るワークシートを基に,中島先生の話を聞きながら,現在の心の状態やストレスを感じるときや不安な時などの自分のサイン(行動や体調),またそんなときの対応策などを書き込みました。
授業の最後には,緊張を和らげる方法として,呼吸法と軽い運動を学び,実際に行いました。たくさんの対応策の中から,時と場面に応じた使い分けをすることの大切さを感じることができました。
授業終わりの感想では,「相談しやすい人を思い浮かべたら,相談できそうな人がいたのでよかったです。」や「いらいらしてしまったときなどに,今日学習したことを実践してみようと思いました。」などが発表され,自分の心をコントロールする対処法について考えることができました。
12月1日(月)には,3年生が森林環境学習で,校舎周辺の樹木の観察をしました。
今回は,福島県森野案内人の小針三奈男さんを講師に迎えて,6月に観察した時の樹木の様子と現在の様子の違いを観察しました。
当日は,12月にしては少し暖かい日差しもあり,活動しやすい天候の中で,三神小学校のフィールドの様々な樹木を観察することができました。子どもたちは,一年中葉が緑色の木や紅葉し葉がほとんど落ちてしまった木などについて話を聞きながらワークシートに気付いたことを書き込んでいました。学校の樹木についてたくさんの話を聞いて,楽しく学ぶことができました。
11月28日(金)には,4年生が社会科「残したいもの伝えたいもの」の学習で,県南地方の代表的な伝統文化「白河だるま」についての学習の一環で,渡辺だるま店へ見学に出かけました。
子どもたちは,白河だるまの歴史や特徴などの説明を受けた後,実際にだるまの絵付けを体験しました。それぞれに運のつく様々な色のだるまを自分で選び,顔を描き入れてきました。

11月27日(木)に,道徳教育総合支援事業の活動として,元陸上競技オリンピック出場選手の千葉麻美さんを講師に迎えて講演会を開催しました。
前半は,「三神から羽ばたこう~夢実現に向けて大切にしたいこと~」という演題で,子どもたち向けに自分のよさを見つけ伸ばし,目標に向かって努力することの大切さについてお話をいただきました。そのお話の中で,自分に自信を持てるようになることが大切で,その一つの方法として「とにかく自分をほめること」が紹介されました。毎週金曜日を「ほめほめタイム」として,自分をほめ,がんばったことにプチご褒美をあげるそうです。ご家庭でも取り入れてみてはいかがでしょうか。講演会の中では,なかなか聞けないオリンピック選手のプライベートな行動や人知れない努力などについてもお話しくださいました。講演会の最後には,子どもたちからの質問タイムがあり,「選手村での食事は何がおいしかったか」とか「食事で大変だったことは何か」,「速く走るコツは何か」,「どんなきつい練習をしたか」,「一番速かったときはどのくらいのタイムだったか」,「ウサイン・ボルトに会ったことはあるか」など,様々な質問が出され,一つ一つに丁寧に返答してくださいました。
後半は,質問にもあった「速く走るコツ」を伝授すべく,走り方の練習ースポーツタイムを行いました。走りの基本としての足の動かし方,スタートの姿勢など,短い時間でしたが,すぐに走りに活かせるような分かりやすいアドバイスがある走りの練習となり,子どもたちは楽しく集中して取り組むことができました。
最後に,代表児童がお礼の言葉を送り,講演会を終了しました。
町内に居るスポーツの得意なお姉さん的な存在で,子どもたちも気軽に話しかけられる雰囲気があり,和やかな雰囲気の中で開催できました。
今回は,「地域・家庭・学校が一体となった道徳教育の推進」の視点から,保護者や地域の皆さんにも参加を呼び掛け,多数の方に参加をいただきました。ありがとうございました。
11月26日(水)の昼休みの時間に,5年生にお米が贈呈されました。今年,5年生が田んぼを借りて田植えをして育てたお米が無事刈り取られ,精米されたお米がJA職員の鈴木さんと田んぼの持ち主の蛭田さんより届けられました。
今年度は,稲刈りを予定していた期間に天候がすぐれず稲刈りの機会を逃してしまい,日程調整も難しく,5年生の子どもたちは稲刈り体験をできませんでした。そんな状況でしたが,蛭田さんや鈴木さんの厚意により,育てたお米を頂くことができました。
贈呈式では,鈴木さんや蛭田さんが農業や米づくりについての思いについてお話をしてくださり,その後お米を贈呈していただきました。そして,約30㎏の袋詰めされた米の重さ体験をしました。はじめは3,4人で重さを体験しましたが,最後は一人で挑戦ということで何人かの子どもたちが一人で持つ体験をしました。最後に貴重な米を頂いたことに感謝の気持ちを述べて贈呈式を終えました。
11月13日(木)に行われました,西白河小学校書写作品審査会におきまして,下記の通り結果が通知されましたので,お知らせします。
〇 容州賞 : 6年生 向井 はるき さん
〇 書研賞 : 2年生 大木 環奈 さん
〇 特選 : 1年生 大木 宥人 さん
〇 金賞 : 4年生 鈴木 翔空 さん
6年生 関根 百華 さん 山崎 紫月 さん
〇 入選 : 1年生 佐久間 義士 さん 2年生 大塩 明佳里 さん
3年生 関根 颯 さん 大木 奏人 さん
4年生 蛭田 悠斗 さん 5年生 坂路 命 さん
5年生 佐久間 凌空 さん 大塩 香菜美 さん
11月20日(木)と21日(金)に,児童会の運営委員会が企画・準備・運営をした感謝の会を開きました。
日頃一緒に活動したり,直接話をしたりすることの少ない用務員の佐藤さんや佐藤さんの前にお世話になっていた田口さん,スクールサポートスタッフの徳永さん,給食を作ってくださる本宮さんと蛭田さん,登下校時にスクールバスを運転してくださる大竹さんに感謝の気持ちを伝えました。調理員さんのすき間の時間を考慮して,給食を食べる前の時間を利用して行いました。お世話になっている皆さんに,子どもたちの感謝の気持ちを書いたカードを綴ったファイルを送りました。最後に,お世話になっている皆さんを代表して,調理員の蛭田さんから子どもたちにお話をいただきました。「給食のメニューは栄養士さんが皆さんの体の成長に必要な栄養を考えて作ってくれています。できるだけ残さずに食べてほしいです。皆さんに残さずに食べてもらえると,私たちはとても嬉しくなります。」という子どもたちの成長を楽しみにしている温かいお話でした。運転手の大竹さんには,下校時のバスに乗るときに,用務員の佐藤さんには21日(金)の給食前にお渡ししました。用務員の田口さんには,先生方が自宅に届ける予定です。