善郷小学校の出来事

五感を働かせて学ぶ

子ども達にとって五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を働かせて学ぶことは大切です。稲刈りをした田んぼ匂いや畑の土・陶器の粘土の触感など学びながら同時に記憶した五感は忘れずに残り記憶をより確かなものにするからです。これから秋の深まる時の夕方の空の色や気温が下がり冬に近づく感覚、秋のおいしい味覚などを感じさせていきたいと思います。
 昨日は2年生が学校の畑でサツマイモ掘りをしました。今年も驚くほど大きく成長して子ども達も大喜びでした。畑の先生である用務員の佐久間さんが除草やイモ掘りのためのつるとりなどの準備をしてくださいました。イモの掘り方もみんなで教えてもらいました。お家にも持ち帰ることになるかと思いますが、放射線検査を受けていますので安心して召し上がりください。

 今日は、5年生が陶芸教室を行いました。講師は昨年に続き、矢吹町の大堀相馬焼の窯元山田陶器店の山田さんに来ていただきました。伝統工芸品である大堀相馬焼の特徴 1 馬の絵が描かれている 2 二重構造でもちやすく冷めにくい 3 表面にひびの模様があるについて教えていただきました。作品作りでは、丸い円盤状の粘土を四分の一にしてそれで底の部分を作ります。次に紐状にしたものを輪の形に積んでいきました。最後に形を整えて完成です。文で説明すると簡単ですが、子ども達は思うようにいかずに悩んだり工夫して形を整えたりして思い思いの作品に仕上げていきました。
 作品を持ち帰って焼き上げて色をつけていただくわけですが、どのような作品になるのか楽しみです。山田先生ありがとうございました。