日誌
「水のゆくえ」4年出前授業
4年生で出前授業を行いました。福島県下水道公社の皆さんからご指導をいただきました。下水処理場の仕組みついて知り、下水道のはたらきについて学びました。「50年前の阿武隈川はきれいだったか」の質問に、子どもの見方・考え方では「昔はきれいだったのでは?」となります。しかし私は50年頃前に白河市内に住んでいたので知っています。アルバムにある阿武隈川の河原で遊んだ写真には茶色に濁った阿武隈川が写っています。上流に製紙工場があったためです。その後、きれいに処理された水が川に流されるようになり、家庭排水も下水道・下水処理場のしくみが整うことにより現在のような魚の住める澄んだ川に戻ることができたわけです。
水質検査の実験も行いました。「処理場に入って来る水」「処理され川に流される水」「透明なジュース」「みそ汁を薄めた水」「川の水」を比べました。予想はほぼ合っていましたが 「みそ汁を薄めた水」と「透明なジュース」が同じくらい汚れているということには気づかなかったようでした。SDGsの呼びかけを耳にすることが多くなりましたが、持続可能な社会づくりのために自分たちで取り組めることを考えるよい機会になりました。
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