日誌

ユニバーサルラン スポーツ義足体験授業

   本日、体育館で5・6年生がLIXIL「スポーツ義足体験授業」を行いました。この事業は東京オリンピック・パラリンピックの公認プログラムとして2017年4月からスタートして2018年5月から本格的に全国展開されているものです。だれもが体を動かすことに喜びを感じられるような社会づくりを目指し、子ども達に心の在り方を伝え子ども達が多様性への理解を深める貴重な時間となっています。
 今日の授業では、始めにパラアスリートを目指して陸上競技に挑戦している山下千絵選手が自分の義足について、どのようになっているのかを教えてくださいました。小学校4年生の時に交通事故に遭い左膝から下を切断して義足をつけています。山下選手をぐるりと囲んで義足を見たり触れたり、質問に答えたり、考えたことを発表したりして学びました。そして、山下選手の走る姿も見て驚きの声と拍手がおきました。
 次に6つのグループに分かれて一人一人が実際にスポーツ義足をつけて歩いたり、飛び跳ねたりしました。初めての体験でしたが一生懸命に取り組みました。今後、競技する人に共感したり応援したりする気持ちが高まるように思いました。
 最後に障がいをもっている方を支える義足について学びました。講師の今野先生と山下選手が義足について重さや材質、用途による義足の違いなどを説明してくださいました。
ユニバーサルデザインについても学びました。障がいをもっている方の理解や障がいの問題を身近な自分のこととして考える機会となりました。
 本日は、30名近くのLIXILの社員の皆様がスポーツ義足体験授業のために全面的にサポートしてくださいました。善郷小学校の子ども達にとって貴重な体験となりました。ありがとうございました。