9月26日(金)の午後に,4年生から6年生は,講師を迎えて東日本大震災と原発事故という大きな被害を受けた福島県について考えました。講師は,いわき震災伝承みらい館のいわき語り部の会・石塚洋悦さんで,いわき市で中学校の教員をしていた方でした。
前半は,東日本大震災で地震と津波という二重に被災したいわき市の状況について,石塚さん自身の体験とみらい館に残された映像をもとに説明を受けました。地震の発生時の音や揺れの映像から津波が押し寄せ,様々な物を押し流した後に波の引く様子の映像には,子どもたちも言葉を無くして見入っていました。石塚さんの被災した後の教員としての対応のお話には,その大変さや悩む様子に頷く子どもたちがたくさんいました。
後半は,福島第一原子力発電所と第二原子力発電所についての説明に始まり,事故の正しい事実(原子炉ではなくそれを覆う建物内の空気の爆発)についての説明と福島県以外でも起こる様々な災害へ備えることの重要さについて教えていただきました。
最後の振り返りでは,6年生の代表の子どもたちが,自分ができる大切なことは何かを考え発表しました。
9月26日(金)の6年生は,理科の「大地のつくり」の学習をしました。
バケツに砂や土,水を入れてかき混ぜ,どろどろになったものを雨どいより少し太めの透明の筒に入れて,沈殿する様子を観察するという実験でした。水の流れる力で砂や土,粘土などが押し流され堆積することで大地を形成する過程で地層ができることを確かめる実験でした。6年生の子どもたちは、筒の中の砂や土の動きを見たり,静かに沈殿して層ができる様子を観察し,実際の地層の様子と同じものができ,大地のつくりについて理解を深めたようでした。また,子どもたちの中には,きれいな層ができたことに感動する子もいました。
5・6年生は,一部教科担任制をとっており,6年生の理科は教頭先生が指導を担当しています。
9月26日(金)には,1年生が国語科で「くじらぐも」の学習をしました。「くじらぐも」の一つ場面,1年生の子どもたちがジャンプをしてくじらぐもに飛び乗る場面です。
「天までとどけ,一,二,三」と唱えてジャンプします。1・2回目では飛び乗れません。3回目に風が吹いて飛び乗ることができます。この3回の「天までとどけ,一,二,三」の読み方をどのようにすると子どもたちの気持ちが伝わるのかを考えて音読する学習です。1年生の子どもたちは動作を加えて,だんだん大きく,「一,二,三」は間を取って,最後を伸ばしてなど,たくさんの工夫を出しあって,最後にみんなで音読をしました。ジャンプをする動作をしているときは,本当にくじらぐもに乗れるのでは!と思えるほど迫真の演技で楽しそうに読んでいました。
この後も,楽しく,「くじらぐも」を学習できるといいなあと思いました。
9月25日(木)の業間の時間に,マラソンタイムが始まりました。
マラソンタイムは,11月12日(水)に開催する持久走記録会に向けた体力向上のための業間運動です。2校時の学習を終えた子どもたちは,下校庭に出て下学年と上学年に分かれてそれぞれのコースを周回します。体育部の先生方が音楽をかけて気持ちを盛り上げ,担任の先生方も一緒に走りながら,子どもたちを励ましてサポートします。
学校の様々な行事や活動,天候等により,定期的にマラソンタイムを設定する事が難しい状況ですが,走ることのできるときは精一杯取り組むようにして,体力・走力を向上させ,持久走記録会で自己ベストが出せるように支援して参ります。
9月24日(水)には,3年生が「野口英世記念館」の学芸員補の山本えりかさんを講師に迎えて,出前授業を受けました。
3年生は,10月3日(金)に猪苗代方面への学習旅行に出かける前の事前学習として,今回の出前授業を受けました。3年生の子どもたちは,「野口英世記念館」での見学を通して出来事や関わった人々などの情報をもとに野口英雄の生涯を知ること,野口英世の考え方やその生き方がどのように受け継がれているかを知ることができるという説明を受けました。子どもたちは真剣に話を聞き,10月の学習旅行への興味・関心を高めている姿が見られました。
9月24日(水)の朝の時間に,緑の少年団活動で下校庭の除草作業を行いました。今回は,今週から始まる持久走記録会に向けた業間マラソンのコースを中心に除草を行いました。2学期初めに着任しました用務員の佐藤さんによる除草作業もあり,夏の様子からは考えられないほど除草が進みました。
〇 佐藤さんの作業の様子
9月22日(月)には,「緊急時児童引き渡し訓練」を実施しました。
今年度は,「学区内で事件が発生し,児童のみの下校が危険なため,保護者に直接引き渡す」という設定で行いました。事件発生の連絡を受け,校舎内に即時に授業を終了して下校の準備をし,下校準備完了次第保護者に連絡をして迎えの確認を取り,学校に迎えに来た家族の方に直接引き渡して下校させました。
迎えの自動車等の混乱や引き渡しの間違え等の問題もなく引き渡し訓練を終了できました。児童クラブへの引き渡しにおいて課題が認められましたが,大きな混乱もなく実施できたことに関しては,保護者の皆さんのご協力と地域の皆さんのご理解に感謝いたします。
終了後,教職員で反省を行い,今後に向けての改善点等を周知しました。実際に事件や事故,災害等が起こらないことを願いますが,緊急事態発生時には万全の体制で対応できるよう準備して参ります。
9月17日(水)には,2学期が始まって最初のクラブ活動がありました。
4年生から6年生の子どもたちは,自分の所属するクラブで,活動を楽しみました。
〇 シーズンスポーツクラブ(サッカーとウォーターシューティングゲーム)
〇 IT・イラストクラブ(押し花づくり)
〇 科学クラブ(プラ板づくりと「つかめる水」つくり)
〇 家庭科クラブ(手芸:小物づくり,刺しゅう)
9月17日(水)に,第2回の交通安全教室を行いました。
1・2年生は「正しい道路の歩き方」,3~6年生は「正しい自転車の乗り方」を学習しました。
1・2年生は,学校の校門から敷地外に出て,横石Y字路に向かい,その後三神幼稚園前を通って学校に戻ってくるルートで,横断歩道の渡り方や歩道のない道路,横断歩道のない交差点等の歩行の仕方を実地体験しました。一列に並んで歩いたり,矢吹交番の警察官の方から右・左・右の左右の確認の仕方などを教えてもらったり,普段の生活でも気をつけなければならないことを再確認しました。
3年生から6年生は,上校庭に設定した模擬道路や設置した信号機や標識に従って決められたルートを正しい乗り方で自転車を運転する学習でした。矢吹駐在所から2名の警察官が講師として来校し,道路交通法における自転車の決まり等につてお話をいただき,実地練習でも細かく指導してくださいました。自転車の基本的に守ることとして「左側通行」「歩行者優先」「信号の指示を守る」ことをご指導くださいました。
〇 3・4年生の様子
5・6年生の様子
4・5年生の野外活動体験学習2日目(9月5日)の最後の活動の様子です。
〇 退所式
〇 バス乗車~帰校式
大きな事故やけが等なく,野外活動体験学習を終えることができました。
4・5年生の子どもたちの「やる気」「根気」「勇気」「本気」「元気」5つの気がたくさん見られ,大きく成長した姿がありました。