お知らせ
令和7年度が始まりました。
153年目の三神小学校。今年度は,全校児童96名での出発となります。
今年度も,子ども一人ひとりに寄り添い,家庭・地域と協力しながら,子どもたちの「夢」と「希望」を育む教育を進め,「地域と共にある学校」を目指してまいります。今後も変わらぬご理解,ご協力をお願いいたします。
2025.12.1 12月の行事を更新しました。
2025年も残すところ1か月となりました。学校は,学習や生活のまとめの時期です。大きな行事は一段落しましたが,各学年で冬休み前の細かな行事等に取り組みながら,冬休みを迎える準備をしています。落ち着いて,安全に生活できるよう指導していきます。
また,インフルエンザ等の感染症の流行も話題となっております。学校でも感染拡大を防ぐための方策をとっておりますが,ご家庭でも子どもたちの体調管理をよろしくお願いいたします。お子さんが少しでも不調を訴えるような様子の場合は,医療機関への受診をお願いいたします。
新着情報
こんな事がありました
和やかに,心を静めて,楽しくお茶会:6年生茶道体験
2025年10月30日 14時11分10月29日(水)の午前中,6年生が矢吹町複合施設KOKOTTOの和室において茶道体験でお茶会を行いました。
今回のお茶会では,矢吹町諸流茶道連合会代表の大岩惠子さんをはじめ4名の方々を講師に迎え,会員の方総勢7名の方に協力していただいてお茶会を行いました。
お茶会は,茶室への入り方から始まり,座礼の仕方,茶室の造りと床の間の掛物・花・香合などの拝見の仕方,茶器などについて説明を聞き,細かく指導を受けました。今回の掛け軸には「和敬清寂」という漢語が書かれていて,「人と和やかに相手を敬いながら接し,心を清らかに静かに保つ」ことが大切であることを学びました。
その後,実際にお茶をいただく段階になり,お茶の前にお菓子がふるまわれました。子どもたちは,説明を聞きながらお菓子を手に取り食べますが,緊張していたせいか,一口大より大きく切り分けたり,お菓子が手元から落としてしまったりする子どもたちもいました。そして,お茶が目の前に置かれ,茶碗の持ち方や飲み方を教えていただくころには,大分雰囲気に慣れて上手にできるようになりました。飲み終えた後の茶碗の図柄や歌(和歌など)等の鑑賞についても教えていただきました。
後半は,3つのグループに分かれてお茶の点て方の体験をしました。茶器の一つ一つについて扱い方を教えていただき,一人ひとりお茶を点てて先ずは自分で飲み,その後お互いに点て合って飲みました。
講師の先生からは,室町時代にさかのぼったお話なども交えて教えていただき,6年生の子どもたちは歴史の学習で学んだことを振り返りながら体験することができました。5年生の時の体験とは違い,普段の生活とは少し別の世界での「お茶会」を体験し,心も体もシャキッとしたような6年生の姿がありました。
お化けに変えられた子どもたちを見つけて救出せよ!:ハロウィンかくれんぼ(運営委員会)
2025年10月28日 13時38分10月31日のハロウィンを前に,学校でもハロウィンを楽しむ「ハロウィンかくれんぼ」を,児童会運営委員会の子どもたちが企画し,開催してくれました。
10月28日(火)の昼休み,体育館に集まった全校児童に2人の怪人(米倉先生と味戸先生)から指令が伝えられました。「運営委員の子どもたちを誘拐した。子どもたちを返してほしければ,学校内に隠した全員を見つけださなければならない。」
ハロウィンの格好をした子どもたちは校長室や職員室,保健室,各教室など,特定の場所以外に隠れることになり,体育館から散り散りに出て行き隠れました。隠れ終えたころを見計らって怪人より,探しに出てよいとの許可があり,運営委員会以外の児童は縦割り班ごとに仮装した子どもたちを探していきました。北校舎のホールや図工室,家庭科室,理科室,食堂など,隠れられそうな場所を次々と捜索し,仮装した子どもたちを全員見つけ出し,体育館に戻りました。運営委員会の子どもたち全員が見つかったことを確認した怪人達は,潔く約束を守って,子どもたちを元に戻し,去っていきました。
今年も,運営委員会の子どもたちのアイデアにより,楽しいハロウィン・イベントを行うことができました。全校児童に楽しい時間を作ってくれた運営委員会の子どもたちに感謝します。ありがとうございました。
黄色いハンカチに思いを込めて―未来へのメッセージを送りました!【6年生】
2025年10月28日 10時11分4年生から6年生が9月26日(金)に実施しました震災講話の際に,講師の語り部:石塚洋悦さんから「『未来へのメッセージ』に取り組みませんか。」とお話を受け,6年生の子どもたちが黄色いハンカチに「未来へのメッセージ」を書き,いわき震災伝承みらい館に送りました。
この「未来へのメッセージ」の事業は,いわき震災伝承みらい館のいわき語り部の会の皆さんの主催で,「黄色いハンカチに『追悼・鎮魂・復興への思い』を書いてみよう!!」という取り組みです。東日本大震災と津波,そして福島県は震災・津波による原発事故という大きな災害を受けたことを風化させることなく,次の世代に語り継ぎ,記憶をつないでいこうというものです。子どもたちが製作した「未来へのメッセージ」の黄色いハンカチは,いわき震災伝承みらい館に掲示され,イベント等で披露される予定です。いわき市にお出かけの際に興味がありましたら,いわき震災伝承みらい館にも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
いわき方面学習旅行【5年生】:日産自動車いわき工場,アクアマリンふくしま
2025年10月27日 12時26分10月23日(木)には,5年生がいわき方面へ学習旅行に出かけました。
午前中は,日産自動車いわき工場を見学しました。いわき工場では,最新の自動車の安全技術やエンジン・モーターの性能などについて話を聞いたり工場内を見学したりしました。工場内では,最新のロボットの作業や安全技術を見たり,エンジン組み立ての作業の一部を体験したりすることができました。社会科の自動車を作る工業の学習に関連付けた見学ができました。
昼食のお弁当は,アクアマリンふくしまに移動して,屋外ビーチで食べました。天気は良かったのですが,少し風が冷たく,日陰の場所であったため,寒かったようでした。
アクアマリンふくしまでは,班ごとに見学をしました。海水や淡水の水生生物や古代生物などの展示物を観察したり,昔の生活の様子の展示物を見たり,水生生物に触れたりして楽しみました。見学の後は,お小遣いを計画的に使って買い物をしました。家族へのお土産を買ったり,自分の買いたいものを中心に買ったり,それぞれに買い物を楽しみました。
社会科や理科の学習の見聞を深めたり,ともだちと楽しい思い出をつくったりと,有意義な学習旅行になりました。
金づちを上手に使って,くぎ打ち,くぎ抜き【3年生】
2025年10月23日 14時32分10月23日(木)には,福島県森の案内人の武藤次男さんと中野豪さんを講師に迎えて,3年生が図画工作科でくぎ打ち体験の学習を行いました。
3年生の子どもたちは,はじめに講師の先生方から金づち(玄翁=げんのう)の扱い方やくぎについての説明を受け,その後くぎの打ち方を教えていただき,実際の活動に入りました。子どもたちは,2年生の町探検の際に,村上工務店さんでくぎを打つ体験をした子もいましたが,初めて金づちを使う子もいて,最初は少し不安そうに弱弱しくくぎを打ち付ける姿も見られました。しかし,金づちでくぎを打ち込む感覚をつかんでくると,トントン・ドンドンと上手に打ち付ける子どもが増えていきました。その後は,木(板)の木目や節についての説明があり,それぞれにくぎを打つ感触を確かめ,どのような所にくぎを打つのかのお話がありました。子どもたちが予想以上に上手にくぎ打ちができたため,続いてくぎの抜き方の体験をしました。金づちの打つ面と反対側にくぎ抜きのついているものやバールなどについての説明の後,実際に自分が木に打ったくぎを抜く活動をしました。くぎ打ちより少し難しかったようで,上手く抜けない子が多く,講師の先生方の力を借りて何とか抜くことができたようでした。
今回の講師の武藤さんと中野さんは,6月の森林環境学習の植物観察でお世話になった先生方で,11月には秋の植物観察でまたお世話になる予定です。