10月23日(木)には,福島県森の案内人の武藤次男さんと中野豪さんを講師に迎えて,3年生が図画工作科でくぎ打ち体験の学習を行いました。
3年生の子どもたちは,はじめに講師の先生方から金づち(玄翁=げんのう)の扱い方やくぎについての説明を受け,その後くぎの打ち方を教えていただき,実際の活動に入りました。子どもたちは,2年生の町探検の際に,村上工務店さんでくぎを打つ体験をした子もいましたが,初めて金づちを使う子もいて,最初は少し不安そうに弱弱しくくぎを打ち付ける姿も見られました。しかし,金づちでくぎを打ち込む感覚をつかんでくると,トントン・ドンドンと上手に打ち付ける子どもが増えていきました。その後は,木(板)の木目や節についての説明があり,それぞれにくぎを打つ感触を確かめ,どのような所にくぎを打つのかのお話がありました。子どもたちが予想以上に上手にくぎ打ちができたため,続いてくぎの抜き方の体験をしました。金づちの打つ面と反対側にくぎ抜きのついているものやバールなどについての説明の後,実際に自分が木に打ったくぎを抜く活動をしました。くぎ打ちより少し難しかったようで,上手く抜けない子が多く,講師の先生方の力を借りて何とか抜くことができたようでした。
今回の講師の武藤さんと中野さんは,6月の森林環境学習の植物観察でお世話になった先生方で,11月には秋の植物観察でまたお世話になる予定です。
10月22日(水)の朝の時間に,5・6年生が緑の少年団活動で,花の苗や球根植えをしました。
春に向けた緑化活動の一つで,プランターや藤棚下,校門前の花壇にパンジーやビオラなどの花の苗とチューリップの球根を植えました。
春にはたくさんの花が卒業式・入学式を祝ってくれることを願っています。
10月21日(火)には,三神小学校を会場に,福島県教育委員会主催の県南地区道徳教育推進協議会が開催され,県南地区の小・中学校,高校の先生方やPTA役員などの保護者の皆様,矢吹町の児童民生委員の皆様,そして三神幼稚園の先生方や三神小学校の学校運営協議会委員の皆様など,県南教育事務所の指導主事の先生方を含め総勢70人を超える大勢の人が参加されました。参加者の中には,県北地区からの視察の先生方もおられました。
この事業は,「福島県の学校教育における道徳教育に,地域・家庭・学校が一体となって取り組んでいくこと」を目的として,県内5つの地域で開催されております。
今年度は,三神小学校が道徳教育推進校として依頼を受け,道徳教育の研究を進め,今回までの研究経過を報告し,2年生と6年生の道徳の授業を公開しました。
協議会の最後には,秋田県の秋田公立美術大学の副学長で,福島県の道徳教育推進を支援してくださっている毛内嘉威先生を講師に迎え,「地域,家庭,学校が一体となって育む道徳教育の在り方について」という演題で,講演いただきました。
参加された皆さんには,2年生と6年生共に,子どもたちが明るく元気で,一生懸命に学習に取り組む姿をたくさん褒めていただきました。また,三神地区の地域と保護者,学校との密なる連携にも称賛の声がたくさんありました。三神地区住民の皆さんと保護者の皆さんに感謝します。
〇 午前の協議会の様子(小・中学校,高校の先生方)
〇 2年生の授業
〇 6年生の授業
〇 午後の研究協議(2年生と6年生の授業について)
〇 一般参加者の協議会(保護者や地域住民の皆様)
10月22日(水)の業間の時間に,臨時の避難訓練を行いました。
今回は,予告なしの上,業間の休み時間という,担任の先生などの指示の無いところでの訓練でした。
突然の緊急地震速報音に子どもたちは少しざわつき,不安がる大きな声も聞こえましたが,その後の避難訓練の放送で,一瞬のうちに静まり,静かに放送を聞き,自分たちで避難することができました。
避難にかかった時間は3分以内という素早い行動で,安全に避難できたことは,これまでの訓練の成果が生かされた結果でした。
全体会では,今回の経験を学校以外の場合を想定して再度確認をし,家庭でも災害時の対応を話してみるよう指導しましたので,ご家庭でも話題にしてみてください。
10月15日(水)には,書写ボランティアの大塚勢津子先生,近藤喜美子先生,高橋トモ子先生が来校され,3・4年生の毛筆の書写指導をしてくださいました。
3年生は「玉」,4年生は「麦」という字をそれぞれに書きました。ボランティアの先生方が,筆の持ち方や運び方,墨のつけ方,名前の書き方などを丁寧に教えてくださったお陰で,子どもたちは集中して作品を仕上げることができました。
〇 3年生の授業の様子「玉」
〇 4年生の授業の様子「麦」
10月10日(金)の午後は,6年生が先生方と一緒に,明日の学習発表会に向けた会場,その他の準備を行いました。6年生の子どもたちは,小学校生活最後の学習発表会という思いもあり,率先して準備作業に取り組みました。6年生の子どもたちだけでなく,全校児童の思いが観客席の皆さんに届く発表になることを願っています。
ちなみに,画像はありませんが,10月10日(金)の午前中は,三神幼稚園の年長・年中組の園児が小学校を訪問し,1・2年生の発表を観覧しました。1・2年生の子どもたちは,本番同様に気合を入れて演技をしていました。
10月9日(木)に,矢吹町移動図書館「よむよむ」が来校しました。
今週末に学習発表会を控え,少し落ち着かない生活をしていることもあるのか,今回は本を意欲的に借りようとする子が少なかったように感じました。これから,スポーツ,芸術,食欲,観光,・・・様々な秋を味わう機会があります。読書の秋にも目を向けられるよう学校でも声を掛けていきますので,ご家庭でも時には読書の秋に浸ってみてはいかがでしょうか。
昨日10月7日(火)と本日8日(水)に,学習発表会に向けた事前発表を行いました。各学年とも11日(土)に向けて,練習も大詰めとなり,気合が入っていました。
本日8日(水)の昼休みには,6年生児童と先生方で事前の係打ち合わせを行いました。6年生の子どもたちは,学習発表会の舞台配置図や放送原稿等の資料を基に担当の先生から説明を受け,自分たちの役割の確認を行いました。
10月11日(土)当日の6年生の係活動にもご注目くださり,子どもたちの発表を楽しみにしていてください。
おまけです。上校庭で練習する姿もありました。

10月3日(金)には,3年生が猪苗代方面へ学習旅行に出かけました。
最初の見学場所は,「野口英世記念館」です。野口英世については,事前の出前授業で学習していましたので,子どもたちはそれぞれに課題をもって,意欲的に見学をしたり体験をしたりしていました。野口英世の生家を見学した際には,英世がやけどを負った囲炉裏や昔の家財道具などを興味深く観察する姿も見られました。
次に訪れたのは,「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」です。水族館では,ユーラシアカワウソを見たり,淡水生物や金魚の展示を見たりして楽しみました。水辺(川辺)の生き物(魚や昆虫)が減少している現状やその対策なども学習してきました。
昼食は,猪苗代湖・志田浜の湖岸公園でお弁当を食べました。晴天の下,猪苗代湖の素晴らしい景色を見ながらの美味しい昼食となりました。お弁当を食べ終わると,湖岸へ行き,少し冷たい猪苗代湖の湖水に触れて楽しみました。
日差しの割には暑くもなく,心地よい秋風の下,猪苗代での楽しい思い出作りができました。



10月3日(金)に,4年生が福島河川国道事務所による「阿武隈川の特徴と水害への対策・ひなんについて」の出前授業を受けました。
はじめに,「阿武隈川ってどんな川?」というテーマで,阿武隈川の特徴について教えていただきました。川の長さや昔の川の役割,地形,そして過去の水害の原因と対策などです。三神小学校学区を流れる大きな川ということで,子どもたちは興味が高まりました。
次に,記憶に新しい令和元年の「東日本台風による被害」で,三神小学校近くの阿武隈川流域の被害を映像で見せていただき,洪水被害の規模の大きさを実感しました。
続いて,「洪水被害を防ぐための方法」というテーマで,堤防や護岸,掘削,ダムなどの説明を受けました。4年生の子どもたちは,1学期に堀川ダムを見学したことを思い出し,振り返りながら話を聞いていました。その後,遊水池についての説明を聞きました。三神地区にも関わることもあり,三神地区を含めた阿武隈川流域の模型を使って分かりやすく説明がありました。
最後に,「洪水被害に遭わないために皆さんができることは?」というテーマで,台風や急な大雨などの場合の避難の仕方等について話を聞き,災害に遭う前の準備(防災マップ等の確認,非常時持ち出し品や非常時備品などの準備など)の大切さを確認しました。