こんなことがありました

学校運営協議会とは

 4月24日(金)、矢吹町学校運営協議会、第1回三神小学校区部会を開催しました。

 「学校運営協議会」という言葉、仕組みを知っていますか。

 矢吹町では、平成31年(令和元年)4月に学校運営協議会制度を導入しました。

 学校運営協議会とは、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める法律(地教行法第47条の5)に基づいた仕組みです。

 矢吹町学校運営協議会広報用リーフレットもご覧ください。

  矢吹町学校運営協議会広報用リーフレット.pdf

 学校運営協議会制度を導入した学校のことを「コミュニティ・スクール」といい、三神小学校・三神幼稚園も学校運営協議会を導入したコミュニティ・スクールというわけです。

 今年度、教育委員会から任命された下記の4名の方が三神小学校区部会の委員となり、今回、三神小学校区部会を開催しました。

 ○ 三神幼稚園 保護者代表 大木 和博 様

 ○ 三神小学校 保護者代表 皆木 紀子 様

 ○ 三神小学校地区住民代表 溝井 京子 様

 ○ 三神幼稚園長 柏村久仁子様

 ○ 三神小学校長 東城正充

 今回の部会で協議された内容を5月19日(水)に行われる第1回全体会で共通理解を図ると共に、矢吹町の学校運営協議会のテーマを決め、そのテーマに向かってそれぞれの学校で部会(全6回)を開催し、委員の皆様との熟議を重ね、教職員、保護者、地区住民の方々の協力を得ながら、地域と学校が連携・協働して「地域と共にある学校」をつくりあげていくことを目指します。

「熟議」とは

   多くの当事者が「熟慮」と「議論」によって問題の解決を目指す対話のこと。

   様々な立場の関係者が一つのテーブルにつくことで、新しいアイディアや考え方が生まれます

 詳しくは、福島県教育委員会のHP(下記のURL)をご覧ください。

  https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/kaikakushitsu12.html

 たくさん、資料が掲載されていますが、その中の「コミュニティ・スクール2018~地域とともにある学校づくりを目指して~」にコミュニティ・スクール導入のメリットが掲載されていましたので、紹介します。

 

【コミュニティ・スクールを導入することで・・・(導入後の効果)】

▶保護者・地域住民等も子供たちの教育の当事者となり、責任感を持って積極的に子供への教育に携わることができるようになります。

▶保護者や地域住民等にとって学校運営や教育活動への参画は、自己有用感や生きがいにつながります。さらに、子供たちの学びや体験が充実します。

▶保護者や地域住民等と学校が顔の見える関係となり、保護者や地域住民等の理解と協力を得た学校運営が実現します。

▶地域の課題解決に向けた取組や大規模災害時の緊急対応等に、学校と地域が一体となって取り組むことができます。

  まだ、始まったばかりなので、内容を理解し、実際に上記のような効果を実感できるのは、もっと先になるかと思いますが、町教育委員会、委員の皆様と熟議を重ねながら、保護者や地域の方々のご意見を学校運営に反映させていけるよう努力していきたいと思います。