こんなことがありました

第2回学校保健委員会

 11月19日(金)の5校時目に校医である会田先生、PTA会長さんの出席のもと、「第2回学校保健委員会」を開催しました。今回は、三神小の保護者だけでなく、5・6年生児童と三神幼稚園の保護者や先生方にも参加していただきました。

 まず、「ゲーム依存症から考えるメディアコントロール」という演題で、けやき心の発達診療所 所長 角田智哉様より講話をしていただきました。

 講話では、「ゲームをするとどうなるか」についてお話をしていただきました。

  ・ ゲームで身につく能力がある

  ・ ゲームをすることが悪いのではない

  ・ ゲームが最優先となり、他のことに興味がなくなってしまうことが問題である

  ・ ゲームをやり過ぎると死んでしまうことがある

  ・ ゲームとの付き合い方は、ほどほどにする

上記のことについて、ゲームを否定するのではなく、子どもの側に立って、分かりやすくお話をしていただきました。

そして、「ゲームをやりすぎかなって思ったら」

  ・ ゲームを減らす宣言をする。(目標)

  ・ 手伝いを増やす。(楽しいことを増やしましょう)

  ・ 楽しい活動を増やす。(ゲームする暇をなくす)

というアドバイスをいただきました。

 角田先生から「質問はありますか?」と問われると、子どもたちから質問が出されました。ここでも、6年生のすばらしさが発揮されました。(矢吹町子ども議会の記事を参照)

 講師の角田先生も子どもたちからたくさん質問が出されたことについて「すごい子どもたちですね」と称賛の言葉をいただきました。

 講話が終わると、本校の健康課題について情報共有を図りました。

 最後に、校医の会田先生から講評をいただきました。

  ・ 姿勢をよくして座ることは、集中力を高める。

  ・ 身体を鍛えることは、人間力を高めることにもつながる。

  ・ 「早寝早起き朝ご飯」の重要性

 本校の健康課題について具体的なアドバイスをしていただきました。

 本校の健康課題は、視力の低下、肥満傾向児童の増加、むし歯の未処置者の増加、走力の低下などが挙げられます。

 これらの課題の解決策として、視力を低下させないために姿勢をよくするための取組として「三神ストレッチ」を今年度から始めました。肥満傾向児童については、希望者を対象に健康相談を実施しています。また、朝のマラソンや休み時間の外遊びの奨励、体育の時間での運動量の確保などを行っています。むし歯の治療については、保護者の皆様にお願いしなければなりません。教育相談の折りに、治療が済んでいない方には、治療について担任よりお話しさせていただきます。

 第2回学校保健委員会を受けて、学校全体で健康課題解決のために子ども、保護者、教職員一丸となって、チーム三神で取り組んでいきましょう。