こんなことがありました

総合的な学習の時間の打ち合わせ会(3年生)【地域学校協働活動】

 6月8日(火)の放課後に、3年生の総合的な学習の時間について、「地域学校協働活動事業」というシステムを使っての打ち合せ会を行いました。

 矢吹町では、令和4年度から「地域学校協働事業」をスタートさせる予定です。

「地域学校協働活動」とは、地域住民、学生、保護者、NPO、民間企業、団体・機関等の幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、学校と地域が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動です。

 本校では、今までも地域の方々の協力を得て、様々な教育活動を行ってきました。

 例えば、田植えや稲刈り、伝承遊び、凧あげ大会等、毎年行っている活動で、だれに協力をお願いするか決まっている場合は、例年のように協力をお願いしていけば十分な教育効果が得られます。このような活動も地域の方々の協力を得て行っていることなので、「地域学校協働活動」ということができます。

 しかし、「何か新しいことをやってみたい」「今までの活動をもっと発展させてみたい」と考えたとき、「だれに協力をお願いしたら・・・」と考えてしまい、結果として例年と同じ活動になってしまうということはよくあることです。

 異動のある教員が「地域のことをよく理解し、地域のことに詳しい人を見つけ、協力を得る」ということは、なかなか難しいことなのです。

 そこで、「地域学校協働活動事業」が必要となってきているのです。

 「地域学校協働活動事業」のすばらしいところは、地域の人材を確保しようと、学校教育ボランティア、学校応援企業等を充実させるとともに、学校のニーズを聞き取ってくれる人を配置し、「この学習内容だったら、この人が適任ではないか」とマッチングしてくれるところです。

 今年度マッチングしてくれているのは、教育振興課生涯学習係の方となっています。

 今回、3年生の担任から「総合的な学習の時間の『三神探検隊』という単元で、三神地区のことに詳しい方を探してほしい」と依頼があり、生涯学習係の方に相談したところ、あっという間に、講師の方を見つけていただき、今日の打ち合せ会となったわけです。

 今年の3年生の総合的な学習の時間「三神探検隊」どのような学習になるか楽しみです。