こんな事がありました

模擬選挙(6年生)

 2月22日(火)の3校時目に、6年生が模擬選挙を行いました。

 今回は、白河青年会議所の方々にお願いして、仮想「三神市 市長選挙」を実施しました。

 初めに理事長の小磯様より、ご挨拶をいただきました。

 次に、民主主義と選挙について簡単な説明を受け、いよいよ模擬選挙の始まりです。

 三神市の市長選挙に3人が立候補し、それぞれのマニュフェストについて演説を行いました。

【候補者1】 たかひろー氏(マッスル党・ラガーマン)

(マニュフェスト)①(毎日1時間)体育の授業の導入 ②タンパク質摂取制度の導入 ③ワンチーム制度

【候補者2】 かずひろー氏(こども未来応援党)

(マニュフェスト)①自由学習制度の実施 ②友情育み思い出制度の実施 ③最新スマホ支給します

【候補者3】 しおざわー氏(アッ党・トップセールスマン)※三神小卒業生

(マニュフェスト)①自由登下校の徹底 ②学校で花の栽培をします! ③愛ある体罰を容認します!

 3人の演説が終わると候補者への質問タイムがありました。

 

 「体育が嫌いな人はどうするんですか?」

 「最新スマホの機種代金や月々の通信料金は、だれが払うんですか?」

 「自由登校にしたら、学校をさぼる人が出てくるのではないですか?」

 候補者も答えるのに難しい、鋭い質問が出されました。

 その後、いよいよ投票に移りました。実際に投票に使う記入台や投票箱を使って行いました。

 最初の投票者は、投票箱の中に何も入っていないか確認してから、投票箱に票を入れました。

 そして、投票が終わり、開票作業が行われ、結果が発表されました。

 三神市、市長選挙に当選したのは、「かずひろー氏」でした。

 今回の模擬選挙を通して、子どもたちは、「投票することは簡単だ。でも、だれに投票するか決めるのが難しい。」といった感想が多く出されました。

 最後に、アンケートに答えましたが、子どもたちは時間がないながらも、感想をしっかりと書いていました。

 18歳になると、選挙権が与えられます。選挙に行かない人が増えているようですが、今回の経験を生かして、選挙に関心を持つとともに、選挙権という与えられた権利を大切にし、一人一人の考えを政治に反映させられるよう、責任ある大人に成長してほしいと思います。