こんなことがありました

よい歯の教室(6年生)

 12月17日(金)の2校時目に、6年生が「よい歯の教室」を行いました。

 本来、9月に実施する予定でしたが、コロナウイルス感染症の影響で延期となっていました。今回は、歯科衛生士の宮本先生に講師をお願いし、「歯肉炎の予防」について指導をしていただきました。

 始めに、歯肉炎になると、どうなるのか、また、歯肉炎になっていないか自分でチェックすると共に、宮本先生に一人一人、チェックしていただきました。

 すると、驚いたことに、歯肉炎になりかけている、すでに歯肉炎になっている子どもが、とても多かったということです。

 宮本先生から、「普段の歯みがきが適切に行われていない。心配な状況です。」というお話がありました。

 その後、染め出し剤で歯が汚れているところ、歯みがきが十分できていないところを確認し、鏡を使いながら歯みがきを行いました。歯肉炎の予防、改善のためには、歯茎にかかるところまでブラッシングことの大切さを教えていただきました。

 また、歯医者に行って治療が必要な子も何名かおりましたので、お子様と相談し、早めに歯科医の受診をお願いいたします。

 6月4日のホームページ、「よい歯の集会」の記事の中で、こんなコメントを紹介しています。

「学校歯科医の先生とお話しする中で、『むし歯を放置すると噛む力が弱くなり、それは、脳の発達にも影響がある。』というお話を伺いました。」

 宮本先生も、「健康な歯を保つことが、勉強やスポーツに良い影響を与える。」と話していました。

金メダリストや一流スポーツ選手が歯の矯正をしていることは有名ですし、財団法人8020推進財団のホームページにある「ナオミ通信」のエピソード3に「体の健康はお口から」という記事も掲載されています。

 歯の健康を守るための歯みがきの重要性を改めて確認することができました。

 12月22日(水)には、2~5年生が「よい歯の教室」を行います。これを機に、お子様の歯や歯ブラシの状態を確認していただくと共に、歯周病予防のためのブラッシングができているかなど、ご家庭で話題にしていただきたいと思います。