こんなことがありました!

安全通学会~元気なあいさつを~

 9月4日(水),矢吹小学校では「安全通学会」が行われました。これまでの通学の様子を振り返り,よいことは引き続きがんばり,問題点があれば改善していこうという集まりです。命を守るための会といってもよいでしょう。どの班も真剣な話し合いが行われていました。教頭が担当した班では,「下級生が遅れずについてくることができているかどうか,時々振り返って確認しながら登校した」「車を止めて横断させてくれたドライバーさんに会釈をした」など,素晴らしい実践が聞かれました。引き続きがんばってほしいものです。

 話は変わって,街頭補導で見られた子ども達の様子についてです。本校では月初めに,先生方が学校周辺4か所に立って,登校の様子を観察し,必要に応じて指導しています。9月2日(月)の記録を見ると,4人の先生方が書いた記録に二つの共通点が見られました。

  ①あいさつの声が小さい。 ②登校班とは別に一人で登校してくる児童が見られる。

 ②の一人で登校するのは,可能な限り避けてほしいと思います。一人で登校中,注意が周囲に行き届かず,車と接触事故を起こしたり,不審者に狙われたりすれば,命にかかわることになります。集団登校は命を守るためのものです。早めに集合場所に着くことができるように送り出していただきたいと思います。

 今年度から矢吹町ではコミュニティスクールが始まりました。これは地域の方の意見を学校運営に生かそうとする取り組みです。これまで,数回会議が行われてきましたが,今年度,町を挙げて取り組んでいるテーマは「元気なあいさつができる子どもを育てるには」です。①のような子ども達の姿はとても残念です。子どものすがすがしいあいさつが響く矢吹町にするために,立派なあいさつには称賛の言葉をかけ,元気のないあいさつは,その不安や悩みに寄り添ってあげてください。よろしくお願いします。