こんなことがありました!

6年生 茶道体験

 8月23日(金),6年の社会科,歴史学習の一環として,茶道体験が行われました。室町時代に始まり(鎌倉時代という説もある),安土桃山時代に千利休によって大成された侘び茶の世界を体験するためです。6年生44人には少々手狭でしたが,3階の被服室の畳スペースで行いました。講師を務めていただいたのは,矢吹町諸流茶道連合会長の小林宗暁先生(表千家)と,大岩宗恵先生(江戸千家),そしてそのお弟子さん方8名です。上座に「和敬清寂」と書かれた掛け軸がかけられ,お香をたき,時季の花が活けられた被服室は,本格的な茶室となっていました。準備してくださった茶道具もすべて一級品とのこと。本物を使うからこそ,自ずと所作に真剣さが出るという小林先生のお考えに基づいているそうです。そして,大岩先生が,礼儀作法や菓子のいただき方,お茶の飲み方や終わり方を細かく,分かりやすく手ほどきしてくださいました。6年生は,緊張気味ではあったものの,和やかな雰囲気の中で作法を学ぶことができました。小林先生,大岩先生,並びにお弟子さん方,本当にありがとうございました。