こんなことがありました!

着衣泳(4年生)

 8月29日(木),白河地区着衣泳研究会会員のみなさんを講師にお招きして,4年生で着衣泳の学習を行いました。

 水に浮いて待つ場合,その本人は,大声を出して助けを呼んではいけないということでした。人間は,肺の中にある空気で浮くことができるので,体内から空気を吐き出さないことが大切であるということです。また,たとえ大人であっても,救助で水に入らないようにということでした。救助の心得のない人が助けようとして逆に命を落とすケースが多いとのこと,ご注意ください。

 次に,講師の先生方に背浮きの実演をしていただきました。頭を鎮めるとお腹のあたりが浮かんでくるのですが,逆に水を恐れて頭を上げるとお腹から沈んでいくということでした。さらに両腕を斜め上に挙げるようなポーズをとるとバランスよく浮いていられるそうです。実際にやってみると,なるほど安定感があります。子ども達の様子を見ると,安定して浮いていられる子とそうできない子がいました。なかなかうまく浮くことができない子の補助をしてみると,体の力をぬくことができないようです。水に対する恐怖心があるためでしょう。なるほど,泳ぐのが苦手な子というのはこういうところで苦労しているのだなということがよく分かりました。白河地区着衣泳研究会のみなさん,ありがとうございました。