こんなことがありました!

7月1日(水)第2回校内授業研究(第4学年)を行いました。

7月1日(水)第2回校内

授業研究(第4学年)を行い

ました。
 
  毎年、中畑小学校では、

教員としての授業力向上を

目指して校内研修を行い

ます。 今年度も国語科の

「読む力の育成」に重点を

おき、研究主題を『「主体的

に読みを深める児童の育成」

~国語科 「読むこと」の学習

を通して~』と定め、各学年

での授業実践を基に、教員

一人一人の授業力向上に

取り組みます。

 その第2回授業研究を4年生

の国語科「一つの花」という読

み物教材で行いました。授業

者は鈴木 尚子先生でした。

  4年生の児童達は、体験した

ことも聞いたことも少ない戦争

中の時代背景や家族のそれ

ぞれの思いについて、想像を

働かせて、心情を読み取りまし

た。出征する父の心にはどんな

気持ちがあったのかをみんな

で意見交換する中で、読み深

めていきました。悲しさや寂し

さを感じ取る児童の発表があ

り、素晴らしかったです。

 

~授業の中の児童の発言から~

「お父さんが深いため息をつい

たのは、この子が一生一つだけ

のよろこびしか知らないまま、

大人になってしまうのかもしれ

ないと考えたから。」


「この子の未来が心配だなあ」


「ゆみこがよろこびなんかもらえ

ないかもしれない不安があると

思う。」

 

 時代背景を想像した読みが

どんどん深まっていく授業でした。