こんなことがありました!

何のためにあるの?

 一昨日、2年生を対象に、「いのちの教育」が行われました。

 誰でもお腹の真ん中に当たり前のように「おへそ」がありますが、講師の先生から「今、どんなはたらきをしているの?」と質問されて、はっきりと答えられない子どもたち。課題意識が大きく高まったことで、先生の話をとてもよく聞き、スライドを食い入るように見ていました。

 いのちの始まりは点のように小さなものですが、おへそを通してお母さんから空気や栄養をもらい、お腹の中でどんどん育って、赤ちゃんとしてこの世に生まれてきたこと。自分で息ができるようになったけれど、その他のことは何もできないので、家族にたくさんのお世話をしてもらって、立派な2年生になれたこと。食事も自分でできるようになっているので、「今、おへそは、何のはたらきもしていない」ということ。子どもたちは、最後まで真剣に学び、深い理解と納得を得たようでした。

 今は何もしていないけれど、おへそは、みなさんを命がけで産んでくれたお母さんとつながっていたしるし。いつまでも大切にしていきましょうね。