こんなことがありました!

2024年12月の記事一覧

因果応報

 次年度に向けて、鼓笛のオーディションが始まりました。

 結果には必ず原因があり、普段からよい行いや努力をしていればよい報いがあり、そうでなければよくない報いがあります。鼓笛のオーディションですから、当然鼓笛のパートに関する演奏や動きを見られるわけですが、「一事が万事」なので、どうしても普段の姿勢や態度が出てしまうものです。つまり、鼓笛だけ、〇〇だけ、がんばろうとしても、なかなかうまくいかないということです。

 私たち教職員には、がんばっている子は全員合格させてあげたい、という思いがあります。しかし、パートごとに人数が決まっていますので、深く悩みながら、時には心を痛めながら、不合格も通知しなくてはなりません。

 でも、世の中はそういうものです。学校だけを特別な場所にするのではなく、学校では子どもたちに「大人になるための勉強」をしっかりさせていきたいと思っています。

自分は絶対大丈夫?

 6年生を対象に、福島県消費生活センターによる消費生活出前講座が行われました。

 今や、自分専用のスマートフォンを持っている中学生や小学生までもがいるらしく、ものすごい時代になったものだと驚きます。様々な機能の中でも、SNSはとても便利で楽しいものですが、大きな落とし穴も隠れています。判断力が十分に育っていない小中学生は、大人よりもトラブルに巻き込まれやすいため、自分を守る方法をしっかりと身につけなくてはなりません。

 視聴した動画は、リアルで生々しい内容だったのですが、笑いながら見ている子どもがいました。「自分は絶対に大丈夫」という、非常に根拠の薄い自信があるのでしょう。

 親がスマホを買い与えなければ、親がスマホを使わせなければ、子どもは絶対にトラブルに巻き込まれません。万が一、子どもがトラブルに巻き込まれてしまったら、全ての責任を負うのは親です。

 あなたのご家庭は、絶対に大丈夫でしょうか。

師走の子走

 師走なので、先生が走らなくてはならないのでしょうが、今朝もまた校庭を走る子どもたちの姿がありました。

 持久走記録会がとうに終わった今でも、毎朝校庭を走る子どもたちには、頭が下がる思いがします。

 このような努力は、来年度の持久走記録会を待たずとも、学習や生活の様々な場面で成果となって現れ、必ずや報われることでしょう。

 先生方は、朝の校庭こそ走ってはいませんが、子どもたちが自己の成長を実感できるような2学期のまとめを行おうと、日夜頭と心で駈け回っています。

墨の黒さにまみれつつ

 特別非常勤講師の先生による書き初め指導の最終回は、3年生でした。

 国語の書写の学習では、3年生から毛筆が始まるので、子どもたちは経験1年にも満たない入門者です。その上、長い書き初め用紙を使うのは、今回が初めてです。机の上の長い紙と習字用具の扱いに悪戦苦闘し、手や顔を黒くしながらも、先生の温かい指導にやる気を高め、最後までがんばることができました。

 冬休みには、おうちで部屋を黒く汚さずに取り組めるよう、心から応援しています。

墨の香りに包まれて

 先週から今週にかけて、特別非常勤講師の先生による書き初め指導が行われています。

 6年生から始まり、5年生、4年生とご指導いただき、明日は3年生が教わる予定です。説明が大変分かりやすく、気をつけなくてはならない点が明確になるので、子どもたちは短い間に自分が上達していくのを実感できていたようです。

 墨の香りには心を落ち着ける効果があるとのことで、先生の素晴らしい指導とも相まって、子どもたちは終始集中を切らさずに取り組むことができました。

他人事ではないのです

 6年生を対象に、がん教育が行われました。

 日本人の死因で最も多いのは「がん」なのですが、矢吹町はがんで亡くなる人の割合が全国や県よりも高いとのこと。がんになる原因は様々で、偏った食事、運動不足、睡眠不足などの生活習慣も大いに関係があるようです。将来を考えた時、今の自分の生活習慣は大丈夫なのか、見つめ直すことが重要ですね。

 がんを予防して、健康で長生きするために、子どものうちから「よい生活習慣」を心がけていきましょう。

「まあいいや」ではダメなのです

 3年生がプログラミング教室に臨みました。

 タブレット端末の画面の中のキャラクターは、一つ一つのことを正しく命令してあげないと、自分が思うようには絶対に動いてくれません。だからこそ、子どもたちは、間違えないようにと真剣に取り組みます。

 「プログラミング的思考」は、コンピュータを扱う時だけに限らず、日常生活のあらゆる場面で必要なものです。「こうすれば、こうなる」というように、物事には原因があって結果があります。勉強でも運動でも、望ましい結果を得たければ、「そのためにはどうすればよいか」ということを考えて、実行しなくてはなりません。

 「行き当たりばったり」でなんとなく行動するのではなく、筋道を立てて考えながら行動することで、成功体験を増やし、人生を楽しくしたいものですね。

早いもので

 12月を迎えました。残暑厳しい8月から始まった、長い2学期も、残すところ3週間あまり。早いもので、令和6年最後の月となりました。

 12月最初の登校日は月曜日でしたが、どの学級でも子どもたちの楽しく学び合う姿が見られ、安心しました。休み明けのゆううつや冬の寒さに負けず、何事にも前向きにがんばる中畑小の子どもたちです。

 よい冬休みとよい年が迎えられるよう、学習や生活のまとめにしっかり取り組んでいきましょうね。